子どもとたくさん笑って泣いて、感情表現はわがままじゃないんです

子どもとたくさん笑って泣いて、感情表現はわがままじゃないんです


子どもの笑顔を見ると、みんな幸せになりますよね~


笑顔がたくさんあるお子さんに、育って欲しいですよね~
でも近頃の傾向として、表情が乏しいお子さんが増えてきています。


先日も、理学療法士の先生と秩父市の幼稚園保育園の巡回指導の先生が見えました。
その時、雑談の中で、一般論として子どもたちの表情が乏しいという話になりました。


喜怒哀楽の表現がしっかりできることは、大事なことですよね。


大きな声で笑う、
痛かったら泣いちゃう、
いいことがあったら、駆け出したくなっちゃう。
嫌な時は怒る。


こうした表現は、わがままなのではないのです。
気持ちを表に出すこと、感情を表現することは必要です。


近頃の風潮で、大人になって感情のコントロールができないのは困ります。
だから、なるべく感情は表に出さない方がいい
怒りや困っていること、寂しさや辛さなんか、自分で解決してください。
そんなことで 振り回されないようにしなくては・・・
そんな暗黙の了解がありますね


でも、感情を押し殺して、悲しさや困っていること、
苦しい状況だと、周りの人にいうのは甘えているからいけない、
というのも間違っています。
そうした苦悩を、一人で背負ってしまって、うつ病になってしまうこともあります。


時にただただ涙することも、大人だって必要です。
弱いときもあるし、全部できるわけではありません。


周りのこと、自分を出していい時と状況を考えて
大人になったら表現していく知恵は必要ですけどね。


子どもたちも、感情をたくさん表現できることはすごく大事です。


ちょっとウチの子は我慢しちゃうかな・・・・
と思っているお母さん。
そう思っている時はどうしたらいいか。


まず、楽しいことをいっぱいします。
声を出しちゃうくらい楽しいことです。


心の基本は、喜びでなくてはいけません。


小さいお子さんなら
「高い高い」
キャ キャって喜んじゃうことです。


幼稚園くらいのお子さんなら、
長いすべり台をママと一緒に、滑り降りる。
ママは、見本で大喜びをして下さい。


ママやパパが、見本です。
大きな声で笑うことが大事です。


パパの出番ですね。
肩車で、はしゃいで下さい。


くすぐりっこだっていいのです。
朝、なかなかお布団の中から出ない時、
「そんな子はくすぐりオバケがくるぞ~」
とか言って、初めは足の裏からくすぐって
だんだんエスカレートして、お腹やお尻をこちょこちょ
布団もはがして、大騒ぎで
「起きないとこうだぞ~」 って感じです。


こうした、ちょっとした騒ぎを作って
笑うことを意識して作ります。


まず、お母さんがいっぱい笑います。


実はお子さんの表情が乏しいお宅は
お家の中がとっても静かで大きな声で笑っちゃうこともないことが多いです。


意識して笑いましょう。
楽しい時には、笑っていいんだよ。


そして、お子さんがちょっと笑ったら
「ママは○○クンの笑顔が大好き」と、抱きしめてあげましょう。


笑うことはいいことで、大好きなママが喜んでくれる。
それが分かれば大丈夫。
時間はかかっても、必ず気持ちを表現できるようになります。


ただ、それまで心はあんまり動かさない方がいいんじゃないかなって思って
生きてきたので時間がかかります。
3か月~半年は、しっかり意識してあげて下さい。


その間、お母さんはイライラしないで 
だんだん育ってきているんだから大丈夫って思えるかどうかですね・・・


もし頑張ろうってお母さんが思っているなら、幼稚園や保育園の先生にお話しして
ちょっと頑張ろう思っているので、
園の様子を半年くらい教えて下さいと言ってみるといいですね。


園でお友達と楽しそうにしている様子が増えてきていたりすると
お母さんも頑張りがいがあります。


大丈夫です。
どの子も心はあります。


お母さんが楽しそうに、笑顔で周りの人と過ごしていて、
お子さんの笑顔が大好きって伝わっていけば、必ず必ず変わっていきます・・・

 


makisensei

学校法人弘道学園 秩父幼稚園

園長 柴原 眞紀

 

大学卒業後、某大手出版社・公立中学校の先生を経験。現在の理事長兼慈眼寺住職(幸保さん)と結婚。2004年、当時、少子化と過疎化により、廃園の噂が出るほど危機的な状況だった秩父幼稚園園長に就任。その後、娘二人の不登校問題に直面。我が子の子育てに母親の役割、家族の意味を考え、ママたちの育児ストレスをどう解決するのかという問題に教育者としての視点から向き合うことの大切さを痛感。その後、自らの経験と園児と保護者とのかかわりによる気づきをもとに、園児とその家族を支援していくという方針を立ち上げ、「みんながはっぴーに」なる幼稚園として、秩父幼稚園を再生。現在は、秩父保育園・秩父幼稚園が一体化した認定こども園として、どんな子どももご家庭も支援する学園づくりに奔走。