預け先でのお別れで、泣かれた時には…
育児と仕事を両立していて
一番難しいと感じる瞬間、
それは子どもを預ける時ではありませんか?
朝は自分の身支度だけでなく、
子どもを保育園に預ける準備をしなければなりません。
予期せぬ事態が起きて遅れてしまう!
なんていうこともしょっちゅうで、ストレスになります。
そして、ようやくたどり着いたと思ったら、
子どもに大泣きされてしまう・・・
もう、なんでこんな大変な思いをしてまで
仕事をしているのかと思ってしまいますよね。
でも、かわいそうだ、
預けている相手に申し訳ない、
仕事を辞めようかな、
なんて思わないでください。
朝泣くのは、それだけ
パパやママのことが大好きだからで、
泣いたら仕事に行かずに
遊んでくれるのではないかと期待しているのです。
保育園の先生方は
気を紛らわす方法をよくご存知ですから、
泣いている子どもも
親が去って5分もすれば泣き止みますし、
日中はけろっとして遊んでいるものです。
泣いているのを見て親がなかなか
離れられずにいるのは、逆効果です。
そんなパパやママの反応をみて、
もしかしたらこのまま連れて帰ってくれるかも、と
子どもの期待が膨らむと落胆も大きく、
さらに泣いてしまいます。
預けている相手が信頼のおける人
ならなおさら、さっと預けて仕事に行きましょう。
そして気持ちを切り替えて仕事をして、
終わったらまたパパとママの顔に戻って
笑顔で迎えに行ってあげてください。
再会の喜びはひとしおですし、
一緒に過ごす限られた時間は、
さらに新鮮で密度の濃いものとなるはずです。
充実した仕事ができれば
育児もきっと楽しいものになる、
そう信じて自分の決めた道を進んでみましょう。
参考文献
http://itmama.jp/2015/04/07/82439/
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。
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