お片付けのしつけのコツ
ある日、部屋で遊んでいる次男に
「さ、あっちへ行こう」
と促すと、
「ないない」
と言いながら、
持っていたおもちゃを片付けに行きました。
正直、しつけとして何か特別なことをして
この子にお片付けを教えたことはなかったので、
びっくりしました。
我が家では、長男は言うと片付けますが、
長女はお片付けがあまり好きではないようで
進んでしようとしません。
それでも、「じゃあ、これをこの箱に入れておいて」と
具体的な指示を出しておくと、してくれます。
これは途中で気づいたことなのですが、
漠然と「片付けて」と言っても、
どうやら何をどうしていいのか分からなかったようです。
では、次男はというと、
とにかくお手伝いなどが大好きで、
ちゃんとできると褒められるのがとても嬉しいようです。
お片付けも、ちゃんとしたら褒めてもらえる、
というモチベーションがあるようです。
親が全部片付けてしまうこともあるかと思いますが、
できるだけそうならないようにしましょう。
こちらがイライラしても
子どもはお構いなしですから、
共同作業にして参加させるのです。
ママとパパが手伝うと、
意外にもお片付けに意欲をみせることがありますし、
そうして少しずつ習慣づければいいのです。
また、他の遊びをしたいと言った時には、
まずそれまでに遊んでいたものを片付けさせる。
これは鉄則ですね。
それから、レゴなどの小さなおもちゃ。
床に散らかしたままにしておくと、
掃除機でいとも簡単に吸ってしまいます。
そして、その上を歩いた時のまた痛いこと!
これらは普段から説明をして、
できるだけ片付けるように伝えていますが、
我が家の一番の難関かもしれません!
お片付けのしつけにはいろんな方法があるようですが、
まずは子どもの性格をよく捉えて、
それに合った指導をするといいでしょう。
ちゃんとできた時には、しっかり褒めてあげましょうね。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。
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