仕事と育児、どっちが優先!?子どもの貴重な「成長の瞬間」
お子さんが
初めて言葉をしゃべった瞬間
初めていっぽ歩いた瞬間
初めて歯が抜けた瞬間 …
あなたは、立ち会うことができましたか?
「息子のいろんな『 初めて 』に
自分は全然立ち会うことが出来なかった。
全部、見届けてくれたのは、保育園の先生」
と寂しげに話してくれた友人がいます。
働くママの中には
生後すぐから
子どもを保育園に預ける方も増えています。
保育園の入園は4月を逃すと
難しいところが多いので
出生月によっては
育児休暇を繰り上げて
わずか数ヶ月で復職する方もいますよね。
本音は
「もっと子どもの側にいたい
自分の身体も休めたい。
でも、ただでさえ待機児童の多い現在
今を逃したら、もう保育園に入所出来ない…」
そんな育児と仕事の狭間で葛藤されている方も
多いのではないでしょうか。
私の娘も、4月入園には1番不利
と言われる10月生まれなので
本当に、保育園入所には苦労しました。
案の定、生後半年の4月には
全ての保育園に落選!
育休が終わる1歳の10月にも
もちろん全く空きはなく
結局、育休の延長+引越しをして
1歳半になる翌4月に
ようやく入園することが出来ました。
その後、娘が小学校に入り
出生から今までの成長記録を
写真とコメントでつづる「わたしの成長」
というアルバムを作る授業がありました。
生まれてからの写真とともに
出生時の身長・体重
うまれた時のきもち
名前をつけた意味
各年齢の時の性格や好きだったこと …
親が記入する欄もたくさんあり結構大変でしたが
書いているうちに、仕事ばかり優先して
自分が娘にしてあげられなかったことへの反省と想いが
次から次へと溢れて泣けてきました。
「ああ、保育園のお誕生会
なんで毎年行ってあげなかったんだろう …」
「何日も熱を出した時
もっと一緒にいてあげれば良かった …」
娘にとっては
そうした記憶というのは薄れていますが
私自身の後悔は
どんどん強くなるような気がしてなりません。
各家庭の事情がありますし
実際、生活や育児のためにも仕事は大切。
でも、子どもの成長は早く
その時間を巻き戻すこと
子育てのやり直しはできません。
そう思ったら「子どもの初めて」はもちろん
貴重な一瞬一瞬をできる限り
自分の目とココロで感じたいものですね。
石田 治香(いしだ はるか)
長くアパレル業界で、服飾雑貨の企画デザインを手掛ける傍ら、趣味のスポーツ関連や子育てに関するコラムやblogを発信。
「衣食住を、カラフルに楽しく♪」をモットーにハンドメイド・インテリア・お料理・アートなどを通してひとり娘との暮らしが輝くようなちょっとしたアイデアを、日々模索中!
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