気がつくと爪を噛む我が子・・・止めたほうがいい?

気がつくと爪を噛む我が子・・止めたほうがいい?

 

今日は 『爪を噛むのは 気にしなくても大丈夫』 というお話です

 

爪を噛むのは、みていてもいじいじした感じだし
どうもよろしくないので、
やめさせたいな~と思っているお母さんも多いですよね。

小さい時に指をしゃぶっているのをやめさせたら、
今度は爪を噛んでます・・というお母さんの話も聞きました。
気にしはじめると、気になってしまいますよね。

泥んこ遊びをいっぱいさせるとか、絆創膏を貼るとか
がんばって対策を講じるお母さんの話も耳にします。

ストレスからくるとも言われることもありますから、

「そんなに嫌なことがあるのかしか・・??」
「なにかに悩んでいるのかしら・・・??」

と心配になるのかもしれません・・・

それでも他に大して気になることもないのなら
ほっといてあげてください。

子どもなりに、ストレスもあります。
嫌なこともあります。

ただ、いつも、緊張しているばかりではありません。

ほっとしながら無意識に、
なんとなく爪を噛んでぼんやりしたっていいじゃないですか。

それで落ち着くならいいってことです。

実はウチの理事長は、爪を噛みます。
40代まで、ずっと噛んでました。
とにかく爪を噛みに噛んで、爪切りが必要なのは親指くらいかな?
と言うほど、気が付くと爪を噛んでいたようです。

人にはいろいろあります。
爪を噛むことで済むのなら、それで良しとして
落ち着いてもらって、大人になって
気が付いたらやめることもできます。

むしろ 噛むのをやめさせて
その我慢の反動で今度は、自分の髪を抜くとか
次の手段を探すかもしれません。

だから爪をかむくらいなら、気が付くたびに
止めることを強いるのはかえって逆効果ということもあります。

ちなみに、理事長は20代の頃からずっと懸案だった事案が解決すると、
爪噛みはピタッと止まりました。
でも、それもいつの間にか止まっていて
本人もびっくりしていました。

 

 


makisensei

 

学校法人弘道学園 秩父幼稚園

園長 柴原 眞紀

 

大学卒業後、某大手出版社、公立中学校で社会科の先生を経験後、現在の理事長兼慈眼寺住職(幸保さん)と結婚。2004年、当時、少子化と過疎化により、廃園の噂が出るほど危機的な状況だった秩父幼稚園園長に就任。その後、娘二人の不登校問題に直面。我が子の子育てに母親の役割、家族の意味を考え、ママたちの育児ストレスをどう解決するのかという問題に教育者としての視点から向き合うことの大切さを痛感。その後、自らの経験と園児と保護者とのかかわりによる気づきをもとに、園児とその家族を支援していくという方針を立ち上げ、「みんながはっぴーに」なる幼稚園として、秩父幼稚園を再生。現在は、秩父保育園・秩父幼稚園が一体化した認定こども園として、どんな子どももご家庭も支援する学園づくりに奔走。