2016.12.06
子どもの使うものは、本物志向で
乳幼児のいらっしゃるお家なら、
教育の一環として
お絵かきをすることが多いと思います。
口に入れても安全なクレヨン、
洗濯すれば落ちる色ペンなど、
今は子ども用の画材がたくさん出ていますし、
子ども達も大好きで、
ママも手軽にできる遊びのひとつです。
実は、保育園でも我が家でも、
早いうちから絵の具を使ったお絵かきをしています。
小さいうちはフィンガーペイント、
大きくなって筆に興味を持ち始めたら
筆を持たせています。
混ぜると次々に色が変わる絵の具に、
子ども達は興味津々。
出来上がる作品は、
どこかの画伯のもののようです。
クレヨンや色ペンに比べ、
リスクが大きいのは事実です。
リスクとはまず、
後のお掃除が大変なこと!
新聞紙などを敷きつめて床や家具を保護し、
子ども達にはスモックを着せれば、
親のストレスも減ります。
もうひとつのリスクは、
小さい子は口に入れてしま
う可能性があることです。
物を口に運ぶのは子どもの習性ですから、
親がしっかり見ていてあげるしかありません。
最近は、タブレットで簡単に
色塗りやお絵かきができるようになりました。
でもやっぱり、
本物の画材に触れて、
実際の発色を見せてあげたいものです。
乳幼児はまだまだ小さいと思われがちですが、
教育の一環としてぜひ本物に触れる機会を
時々作ってあげてください。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。
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