宿題をする子どもの姿は、親の子育ての鏡?

宿題をする子どもの姿は、親の子育ての鏡?

みなさんは夏休みの宿題を
早々と片付けてしまうタイプでしたか?

それとも、最後の最後に
ラストスパートをかけるタイプでしたか?

 私は、真面目にコツコツ
取り組むタイプではないものの、
嫌なことは最初に済ませて
あとの時間をゆっくり過ごしたかったので、
夏休みの宿題は7月中には終わらせていました。

そして、長男が初めて迎えた夏休み、
1年生のうちは課題も少なく
親と一緒に立てた計画通り
早々と宿題を終わらせることができ、
親としては一安心。

男の子の親からは
「宿題をやらせるのが大変で」という話も聞きましたが、
6年間最後の日に泣きを見ることなく過ごしていました。

それを側でみていた
『最後にやればよいタイプ』の父親は
「まだまだ日にちがあるのに良くやるねー。」
吹き込んでいましたが、

私の中では
『やることは先にやるタイプ』に育ったと
密かに喜んでいました。

息子 宿題しない

中学に入ると世話を焼く子育てもひと段落。

小学生と違って
教科ごとの課題の内容も分からないため、
時々進み具合を聞いてお尻を叩きはしたものの
1年生は順調に終了。

ところが、今年の夏休みは
何も口を出さないでいようと決め
様子を見ていたのですが、
全く机に向かう気配はなく…。

部活を一生懸命やっていたので
あえて口も出さずに見守りましたが、
本当に最後の最後30日になって
ポスターや終わらない課題に取り組んでいました…。  

今まで計画的に進められていたのは、
私がやらせていたからなのだと
子育ての基本であるお節介をしていた自分を反省。

やはり、自分で考え自分で決めてこそ
身に付くのだと実感しました。

そして、本人も「計画的にやらないと大変なんだ」と
実感したようです。  

 


animal_pandaH.N HANAKO
現在子育てに勤しむ元保育士。第1子を出産後育休をとり復帰したものの、やはり我が子をじっくり育てたいと思い直し、自宅で出来る「住宅模型製作」の仕事を始める。近所に住むお友達と一緒に料理会やお茶会をして、小さなストレスを溜めずにできる限りその場で発散するよう日々努力する。現在、4歳・10歳・13歳の3人の子育て奔走中。