しつけをする時に忘れないでほしい、5歳児の2つの特徴

しつけをする時に忘れないでほしい、5歳児の2つの特徴

 

5歳といえば、幼稚園では年長さん。
小学校に上がる準備をする年です。

読み書きができる子も増え、
理論も少しずつ分かるようになってきます。

でも、しっかりしているようでどこか頼りない。

それが5歳の子どもの特徴ですが、
しつけで気をつけることはどんなことでしょうか。

1.5歳の子どもは、まだ時間観念がありません

5歳の子どもでアナログの時計を読める子は、
まだそんなにいないと思います。

私の長男も腕時計を欲しがったので買ってあげたのですが、

「今何時? 」

と、自分の腕時計を私に見せながら聞いてきます。
ですから、

「あと5分しかないのよ! 」
「10分で用意して! 」

などと言っても、5歳の子どもは
何のことだかさっぱり分からないのです。

しつけをする時に忘れないで欲しい、5歳児の2つの特徴1

 

 

 

 

 

時間を管理するのは、まだまだ大人の仕事です。

なかなか大変ですが、出かける準備をする時などは
早めに伝えるようにしましょう。
それでも、不測の事態が起きることもしばしばですが!

2.5歳の子どもは、目の前のことに夢中

何かを尋ねても思い出せなかったり、
頼んでもすぐにしようとしなかったりすることはありませんか?

5歳児はしっかりしてそうで、
まだまだ目の前のことに夢中なのです。

ひとつのことが終わって、
次のことをする前に他のことに興味を持つと、
その「次のこと」はすっかり忘れてしまいます。

ですから、一度に多くのことを頼むのはやめましょう。

また、すぐに返事がなければ、
子どもの目の先にあるものが何か、探ってみてください。

しつけをする時に忘れないで欲しい、5歳児の2つの特徴2

 

 

 

 

小学校に上がれば時計の読み方も学んで、
時間の感覚が少しずつついてくるはずです。

また、もうしばらくすれば
物事も合理的に考えられるようになりますから、
それまでもう少し、
しつけも5歳児ならではの特徴に付き合ってあげましょう。

 


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ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。