2017.10.09
ザルはザルとして使わない!~子どもの発想は無限大~
子育てをしていると、
子どもの発想に驚かされることがたくさんあります。
歩き始めた息子は、
キッチンに来てザルを見つけると
嬉しそうに持っていきます。
ちょうど息子サイズの小さな白いザル。
この小さな白いザルに
息子はどんなイメージをわかせたのでしょうか。
当然かのように、ザルを顔の前に持っていく。
細かい網目越しに見る部屋の風景は
きっと今まで見たことのない風景なのでしょう。
顔が隠れたことでこちらからは
見えなくなっていると思っているのか、
こちらが「いないな~??」と声を出すと
嬉しそうにここだよー!と顔を出すのです。
初めてそのモノを見た時、
本来の使い方なんて知らないし、
知らなくていいのです。
その子にとって、
どんなイメージが湧いているのか、
一緒にその世界を見て、
その感動に少し思いを寄せてみる。
すると、今まで日常、
当たり前としていたことが、変わるのです。
子どもと生活することは
とても刺激的で面白いことだと思います。
私たちの日常を非日常にしてくれる。
子どもはそんなスペシャルな想像力の持ち主なのですね。
アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。
現在、今年5月に生まれた息子(第一子)の子育て真っ只中。アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。
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