命を守るチャイルドシート、正しく使えていますか?

命を守るチャイルドシート、正しく使えていますか?

子育て中には色々な悩みが出てきます。

皆さんの中にも『チャイルドシートを嫌がる』という
経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか?

我が家では、次男が1歳半からの数カ月間、
暗くなると泣きだして
30分でも40分でも大声で叫び続けるという、
同乗者にはたまらない時期がありました。

途中で気を紛らわせようと休憩をしても、
今度は乗せるまでに一苦労。

ある時は、
出先の駐車場で1時間出発できないこともありましたが、
我が家の『チャイルドシートに座らないと車を発進させない』
というルールを変えることはしませんでした。

なぜ、そこまでしてでもチャイルドシートに座らせていたのか…

ちゃいるどしーと

チャイルドシートについては平成12年4月に義務化されました。
法律が施行されて16年、
今では殆どのご家庭で車に乗る際には
チャイルドシートを使用されていると思います。

それでも、チャイルドシートを使っていれば
防げたであろう事故が無くならないのも事実…。
『チャイルドシートをしていなかったために、事故の衝撃で車外へ放り出された。』
というニュースをいまだに耳にします。

大人がシートベルトをしていて助かり、
我が子は車外へ…
なんて、悲しいと同時に悔やんでも
悔やみきれないのではないでしょうか?

「子どもが嫌がるから」「面倒くさいから」「事故は起こさないから」
と言ってチャイルドシートを使用しない方もいるようですが、
笑顔が失われてからでは遅いことを十分に理解して、
安心安全な子育てをして欲しいものです。

また、せっかく使用していても、
取り付ける位置(助手席に付けている方を見かけますが、
エアバッグなどで逆に危険です)を間違えていたり、
ベルトの仕方を間違えていたために
命を失ってしまうことも多いようです。

説明書をしっかり読んで、正しく使用することが大切ですね。

お友だち同士で車に乗せたり、乗せてもらったりする時に、
相手の方がチャイルドシートに対して意識の薄い方だったら…
これも大きな悩みです。

ましてや、運転してくれる本人に
「安全に運転するから大丈夫。」などと言われると、
ますます言い出しづらいですよね。
それでも、子どもの命を守るのは大人の役目です。

「うちは、車に乗せる時にチャイルドシートがないと
落ち着いて座っていられないから。」などと伝え、
普段使用しているものを付けさせてもらいましょう。

どんなに自分が気をつけていても、
何が起こるかは分かりません。

チャイルドシートが必要な年齢・体格のうちは
しっかり使用して防げる事故は防ぎましょう!

 


animal_pandaH.N HANAKO
現在子育てに勤しむ元保育士。第1子を出産後育休をとり復帰したものの、やはり我が子をじっくり育てたいと思い直し、自宅で出来る「住宅模型製作」の仕事を始める。近所に住むお友達と一緒に料理会やお茶会をして、小さなストレスを溜めずにできる限りその場で発散するよう日々努力する。現在、4歳・10歳・13歳の3人の子育て奔走中。