赤ちゃんに良質の睡眠を
ようやく生まれてきてくれた、
かわいい赤ちゃん。
でも、思っていたのと何かが違う・・・
赤ちゃんは飲んで寝るだけだと
思っていませんでしたか?
確かに、育児書には
「新生児は16時間から20時間寝る」と書いてありますし、
そんな赤ちゃんもいます。
でも、生まれたばかりの赤ちゃんは
まとめては寝られませんし、
上手に寝られない赤ちゃんもたくさんいます。
赤ちゃんの立場になってあげてみてください。
それまでママのお腹の中で、
何の不自由もなくぬくぬくと過ごしていたのに、
急に外の世界に出て手足に触れるものがなくなり、
絶えず変化する環境にも対応しなければならないのです。
産院で沐浴指導をした後、ぐずった長男。
産院への持ち物リストにはなかったのですが、
寒かったらと持ち込んでいた
おくるみを見た年配の指導者の方が、
「あら、あなたいいもの持っているわね。ちょっと貸して!」と、
おくるみを取ると、
あっという間に息子をくるくるっと巻きました。
するとあら不思議、
すーっと眠ってしまったのです。
そして、部屋に帰ってもなかなか目が覚めず、
そのまま数時間ぐっすり寝てしまいました。
それまで寝かそうとしても
なかなか寝なかったのに、嘘のようでした。
赤ちゃんも誕生という大仕事を終えて疲れている上に、
成長や変化がめまぐるしいので、
十分な睡眠が必要です。
ママもお産の後で疲れていますし、
新生児の育児で大変な時ですが、
おくるみで巻くような昔ながらの知恵を上手に利用して、
赤ちゃんに良質の睡眠を取らせてあげましょう。
その間に、ママもお休みできますしね。
参考文献
http://topicks.jp/30973
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。
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