幼稚園の“選びかた”を考える 其の4

幼稚園の“選びかた”を考える 其の4

幼稚園の“選びかた”を考える 其の4

 

これまでのシリーズでは、私立幼稚園には個性ともいうべき
理念や方針があって、それらを責任者に会って、環境の見学や説明を受け、
とにかくしっかりとその園の「教育」理解することが大切だ、
という話をかいてきました。

さて、今回は子どもに最も影響を与える存在である、
先生やスタッフについて書きたいと思います。

以前、幼稚園の先生方を対象に行ったアンケートで、
「幼稚園の先生になることをいつごろ決めましたか?」
という設問がありました。


これに対する回答の傾向がとても興味深いものでした。
100件弱のサンプルでしたが、80%以上の先生は
「“幼稚園の頃”には将来幼稚園の先生になる」
決めていたという結果でした。


もちろん、サンプル数が圧倒的に少ないので、
みんながそうだと言うつもりはありませんが、
個人の意思決定でここまではっきりと傾向が見えるのも
なかなか珍しいことです。


ただ、このアンケートに限って言えば、
幼稚園の先生は突発的な衝動でなるのではなく、
先生になった方ひとりひとりが、
長年胸の内側であたためてきた「夢を実現」して
なる方が多いということです。


幼稚園の時って、4歳とか5歳くらいの年齢です。
その時に、


「あ~大きくなったらこうなりたいなぁ。」と、


子どもたちに夢を与えるのですから、
先生方もすごいものです。


その後、その夢は強烈な想いとして10年以上も
“子ども”の胸の中に居続けるわけです。


4歳、5歳で抱いた夢を15年程度の時が経過して
実現する人が一体どのくらいいるのでしょうか?


それは本当にすごいことだと思います。


夢を抱かせる先生は偉大だと思いますが、
その夢を大切に育んでくれた家族もまた偉大だと思います。


と、少し話が脱線してしまいそうですが、
幼稚園の“選びかた”シリーズ第4弾は、
「先生を“体感”することの重要性」についてです。


先生の年齢構成も園ごとにまちまちです。
勿論、継続年数は安心感を与える材料としては
大きな役割を担います。


一方で、
若い先生が必ずしも頼りないわけではありません。
若い先生だからこそ受ける良影響もあります。


では先生の良し悪しは何で判断するのか?


これは、幼稚園、保育園の園長先生方が共通して
おっしゃることですが、


「子どもの成長、発達に対して正しい知識を持ち、
 今目の前にいる子どもの成長を理解し教育・保育を施せる人」

だそうです。


それはそうですよね。


いい医者は、目の前のクライアントの病気に対して、
正しい知識を持ち、正しい処置ができて、なんといっても、
痛みや苦しみを取り除くことができる人です。

これと同じことがいい先生の条件と言えると思います。


いい先生は、目の前の子どもの成長に対して、
正しい知識を持ち、正しい教育ができて、なんといっても、
できた!という喜びを感じさせることができる人です。


いかがでしょう?


園見学に行ったら、こういう視点で先生方と子どもの
関わりをみて、案内してくださる先生にぜひ聞いてみてください。


あの先生はどうしてこの活動をしていたのですか?と。


その際に、教育の目的や、子どもの発達段階を踏まえて
解説してもらえれば、とてもいい先生方が素敵な教育を
実践していると捉えることができると思います。


それから、これもとても大事な視点なのですが、
子どもたちが未来に生きる気力を与えてくれる先生は
やっぱり素敵な先生だと思うのです。


冒頭のアンケート結果のように、将来の夢、
言うならば、子どもたちが将来に向かって逞しく生きる
エネルギーを与える先生はやっぱり素敵だと思います。


そんな幼稚園と出会えるといいですね!

 


shidara

 

設楽 竜也

株式会社Gクリップコーポレーション
代表取締役 経営コンサルタント

 

私立幼稚園、こども園に特化した“ベストマッチング・サービス”を提供するGCLIPの代表。前職のコンサルティング会社に入社以来、「相手が欲しているものを創り出すこと」、「曲げない信念(善意)を経営の中心に持つこと」、そして、「自社の商品・サービスが相手の生活を豊かにすることをしっかり説明する」こと、の3点を、近代経営の最重要課題と捉え、私立幼稚園、こども園向けの商品開発、サービス提供に埋没している。私立幼稚園、認定こども園、幼児教育施設とそれら施設へ通いたいと考える家庭とのベストマッチングサイト「プレスコ」の運営責任者。さらに当メディアサイト「09NEWS」の運営責任者でもある。