寝顔にごめんね、ではなくて…

寝顔にごめんね、ではなくて…

世の中のお母さんたち、
本当に多くのことを毎日、毎日、
休日もなく頑張っています。

時にはご飯を作りたくないし、
掃除だって洗濯だってしたくない。

 

そんな時子供がぐずったり、
自分のやりたいことを強く主張してきたら、

何かの糸がプツンと切れて…もーーーー!
と爆発してしまうこともあると思います。


または、子供が何か物を壊したり
人に危害を加えたりといった、
やってはいけないことをした時、
感情が入りすぎて
必要以上に怒りすぎてしまったこともあると思います。

 

どんな状況も、
お母さんは本当によく頑張っているので
仕方のないこと
だと思います!

そしてその夜、
冷静になった自分で
我が子の寝顔を見ている時、

寝顔にごめんね、
と言ったことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

もし寝顔にごめんねと言い、
起きている時に伝えていなかったのなら、
ぜひそれは伝えてあげてほしいのです。

 

子供は色んな感情を
言葉から入る情報以上に感じ取ります。

色んなお母さんのモヤモヤも
もちろん、感じ取ります。

 

それを言葉に乗せて子供に伝えることで
子供の中で確信に変わり、

クリアにすることができると思うのです。

 

「あのね、さっきあなたが〜した時、
お母さんは〜と思って
ついつい強く言っちゃったんだ、ごめんね。
お母さんはあんな風に怒っても
あなたのことが変わらず大好きだから。」

正直な気持ちを目を見て伝えるのです。

 

我が家でも何度もこの場面をやっているのですが、
息子はしっかり聞いて、
うん。と頷きます。
そこから表情が晴れ晴れして
また遊び出すのです。

お母さんの心の中で引っかかっていることは
もしかしたら
子供の中でも引っかかっているのかもしれません。

寝顔にごめんね、ではなくて
ぜひ直接伝えてみてください。

 


差し替え希望写真(水上)アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)

某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。