子どもたちとTV
皆さんはTVをお持ちですか?
TVのないご家庭のほうが少ないと思います。
我が家にも、もちろんTVはあります。
が、見る事ができません。
3か月ほど前から壊れてしまっています。
修理しようか、
新しいものを購入しようか・・・
迷っていて今に至ります。
さすがにもう3ヶ月近く経つと、
子どもたちの口からもTVの「テ」の字も出てきません。
我が家の息子たちはTVが大好きです。
私もいけないのですが、
何か家事に集中したい時など、
TVをつけてDVDを見せていました。
よくないな~・・・と思いつつ、
そうでもしないと捗らないため、
TVのお世話になっていました。
TVのせいで、イヤなことも多々ありました。
決めたはずの時間をオーバーしても見続け、
怒ると逆ギレされたり、
「ご飯だよ~」と声をかければ、
「これ見てから。」と言われたり・・・。
TVのお陰で親子ケンカになることもしばしば。
今では懐かしい思い出です。
さて、TVが見られなくなった今はというと、
兄弟で遊んだり(ちょっとするとケンカ)、
何かを作ったり、描いたり、
本を見たり読んだり、
夕飯作りの手伝いをしたり、
何かを食べたり・・・。
何て事はなく、好きなことをして時間を過ごせています。
「ご飯だよ~」の声かけにも
「やった~!」と飛んできます。
以前のTVに依存していた自分を反省です。
もちろんTVから発信される情報から
得るものも大きく、
必要性も感じますが、
「別になくてもいいのかな。」と、
子どもたちの様子を見ていて思います。
慣れって、すごいですよね。
生きていて、TVのない生活を送ったことが
こんなに長くはありませんが、
別に何も変わらず、どうってことはないことに
気がつきました。
情報は、ラジオやインターネットからでも
得られるため、不自由さは感じません。
便利な世の中です。
さて、我が家の黒くてわりと大きいTVのオブジェ。
この先、どうなるのでしょう?!
このまま飾りか、
処分か、
復活か・・・。
このまま子どもたちには内緒で
復活させるのもありかな?!
皆さんも、
たまにはTVを見ない生活を
経験されてみてはいかがですか?!
新しい発見があるかもしれませんよ!
学校法人千葉白菊学園 千葉白菊幼稚園
副園長
鳰川 理江(におかわ りえ)
1972年、静岡県生まれ。聖徳大学人文学部卒。
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