子育ての最終目的は「自立させること」

子育ての最終目的は「自立させること」

あなたは子育ての目的について考えたことがありますか?

子育ての目的とは、
「子供に心身ともに自立させること」だと聞いたことがあります。

私自身、実際に子育てする中で、
この子供に心身ともに自立させること
という目的をもって接することで
とても納得感をもって子育てできているなと感じています。

心と体。両面の自立。

きっと体という面では、成人を迎える時、
または就職などの生計を自分で立てるようになったときなどが
自分の体を作る衣食住などを自分で賄うという意味で
その時なのかなと思います。

心という面では、
きっと0歳児から自立に向かって
こちらのアプローチ次第で
変わってくるのではないかと思っています。

そしてその心の自立ができてくると、
自然に自分の道を自分で考え、
体もともなって自立していくように思います。

子育て世代の私たちが子供にしてあげられることは、
自分のことを自分自身で考え、必要な時には人に頼り、
自分で自分の人生を切り開く力をつけるための
サポートなのではないでしょうか。

そのためには日ごろから、
子供自身の存在価値を
自分でしっかりと認識し受け入れ、
自分の考えをしっかりと持つことを促していく必要があります。

その一つの手段としてこんな問いかけがあります。

「あなたはどう思う?」
「あなたはどうしたいの?」

自分の中で、考え発言していくこと。
この問いかけ自体は0歳児からできます。
そしてこの問いに反応してくれる日が必ず来ます。

また、もう話すことができるけれど答えてくれない場合には、
まずは自分自身の意見や考えを伝えてみる
ということもプラスしたり、

そもそものなんでも話せる信頼関係が
築けているかも見直してみてもいいのかもしれません。

「この人に話しても大丈夫」という安心感がなければ、
大人でも自分のことや本心を素直に伝えられないと思います。

自立とは、についてまずは考えてみること
とても大切なことだと思います。

そして、そもそも
子育てについての目的というものを
自分の中で今一度見つけていくことは
更に目の前の子供たちに
どんな係わりをしていけばいいのかのヒントになることと思います。

 


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アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。
現在、今年5月に生まれた息子(第一子)の子育て真っ只中。アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。