普通救命講習Ⅲをご存知ですか?~乳幼児の命を救うために自分にできること~

普通救命講習Ⅲをご存知ですか?~乳幼児の命を救うために自分にできること~


あって欲しくはないことですが、自分の我が子や、
身近な子にもしものことがあったときのことを
想像したことがありますか?

あなたは適切に子供へ応急処置ができますか?

また、救急車を呼ばなくてはならない事態に陥った場合、
救急車を要請してから到着まで何分かかるかご存知ですか?


全国平均で8.6分(平成28年12月時点 総務省発表)


これは全国平均のため地域によっては
これよりも早い場合も遅い場合もあります。

この8.6分という時間、長いと思いますか?短いと思いますか?

普通救命講習Ⅲという講習は
消防局・消防本部で実施されている実技を含む
応急処置についての講習のうち乳幼児に特化した講習です。

例えば何かを詰まらせてしまった時、
大人なら思い切り背中を叩くことができたとしても
小さな赤ちゃんや幼児にも同じようにやっていいのだろうか、
ととっさの判断がつかない場合も多いのではないでしょうか?

当たり前ですが、大人と乳幼児の体の大きさは異なります。
小さな赤ちゃんにも適切な応急処置の方法があります。
もちろん幼児にも。

先ほどお伝えした
救急車を要請してから8.6分という時間に
もしも異物をつまらせ呼吸や
その後心臓が止まってしまった場合、
あなたならどんな行動をして救急車を待ちますか?

そのまま子供を抱き何もせずに
救急車を待つ場合と適切に心肺蘇生
(人工呼吸や心臓マッサージ(胸骨圧迫))や
AEDで救命処置ができる場合では
救命処置を行われた状態で
救急車に引き渡す場合の方が生存率は上がります。

また、更にAEDの使用した場合、
生存率だけでなく脳への後遺症が残りにくく
社会復帰の確立も上がるそうです。


地域によっては率先して
子供のいるご家庭でも受講しやすいように
3時間の講習を座学と実技で1.5時間ずつに分け、
託児のある施設を利用して開催している場所もあります。


あってほしくないことでも、
自分で処置をするのは怖いなと思うことでも、
正しい知識と講習での実技経験が
あるのとないのとでは違うように感じます。

実際に私も参加しましたが、
受講している方の多くはお子さんがいる方や
子供に関連する仕事に就いている方、
更に町で倒れてしまった方に遭遇したけれど
何もできなかったという経験をお持ちの方など様々で、
共通しているのは
もしもの時に自分でも何かできるようになりたいという気持ちでした。

実際に赤ちゃんのサイズや
小学校低学年くらいの子供の大きさの人形で
人工呼吸、胸骨圧迫、AEDを体験してみると
一人ではできないこともあることに気が付きます。

例えば、各ご家庭にAEDはありますか?

子供が心配停止の状態で救急車を呼んで
AEDを取りに行くという作業にはとても一人では心細く、
できない場合も多いのではないかと思いました。

普段から自宅近くのAEDの場所
を確認することも大切なことだと気が付きました。

そしてそこまでどのように取りに行くのか、
協力してくれる近所の方など、
ある程度のイメージを持っておくといいと思います。


子供には元気に健康に育ってもらいたいものですが、
このような応急処置を予備知識として
もっておくといいこともあるのではないでしょうか?

参考URL
■救急車到着までの所要時間について 総務省HP
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h28/12/281220_houdou_2.pdf

 


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アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。
現在、今年5月に生まれた息子(第一子)の子育て真っ只中。アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。