伝えてみよう!パパの味
息子がお友達の家に遊びに行った時のことです。
お友達のお母さんから、
「お母さんもよろしかったら遊びにいらしてください」
とお誘いを受けたので、
私もママ同士のおしゃべりを楽しんでいました。
その日は日曜日で、ご主人も在宅していらしたのですが、
私たちがおしゃべりしている横で、
食器を片付けたり、自分のコーヒーを淹れたり。
途中自室のある2階へ上がられましたが、
夕方になると降りてきて台所でごそごそ。
「あの、夕食食べて行かれますか?」
もうビックリ!
ご主人が夕食の支度を始めたんです。
パパが子育てに参加するのは、
何も子どもの世話だけではありません。
家事を少し手伝ってくれるだけでも、
ママは実はとても助かるのです。
人には好き好きがあります。
中には家事全般があまり好きではない男性もいます。
いえ、男性に限らず、
女性にも家事があまり得意でない人もいるんです。
でも、子育てで大変な時に
パパの助けの手があると、どんなに助かるか!
そこで、パパのみなさんに提案です。
時々、料理をしてみませんか?
料理といっても、何も凝ったことをする必要はないんです。
先に挙げたご主人が用意していたのは、クレープです。
夕食で甘いクレープ、というのも
ビックリしましたが、どうやらパパ特別メニューのようです。
作り方は簡単。
材料を機械に入れて混ぜ、
焼いてヌテラ(チョコスプレッド)を塗るだけ。
これなら確実に、子どもが喜びますね。
我が家でも、土曜日の朝は子ども達の習い事で忙しいので、
主人が家でのんびり昼食を作りながら帰りを待ってくれています。
お手製のフライドポテトとステーキ。
それだけなのですが、子ども達は毎週楽しみのようです。
パパ本人も、ちょっとした息抜きになるみたいですよ。
おふくろの味、ではなく、
パパの味、みたいなものがあっても素敵ですね。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。
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