2歳児のおしゃべりを上手にするには?
2歳になった次男は、意思表示がますますはっきりしてきました。
覚えた言葉を駆使したり、行動で示したりして、
欲しいものやしてほしいことを上手に伝えるようになっています。
2歳くらいになると、言葉の遅れが気になる人も出てくると思います。
原因は男女の違い、インプットの量やアウトプットの不得意から、
聴覚や発達の問題まで、さまざまです。
もしかすると自閉症?なんて思うと、心配でたまりませんよね。
我が家は2ヶ国語ある環境なので遅れるのも当然なのですが、
長女の時はあまりにも言うことを聞かないので、
主人が聴覚を疑ったこともありました。
また、テレビやインターネットなどを使いすぎると、
子どもは受け身になりがちです。
言葉もインプットされているようで入ってなかったり、
自分で発信することが不得意になってしまったりするかもしれません。
そこで、赤ちゃんの時にしていた声がけのように、
2歳の子どもにもしっかり言葉をかけてあげましょう。
時々、宇宙語が聞こえてきて全く分からない、ということもあります。
いろいろ聞いているうちに
何が言いたいのか分かると思いますから、
本人が伝えたかったことを、本人に代わって言ってあげましょう。
また、間違った言葉を使ったり、ちゃんと言えない言葉があったりした時も、
すぐに正しい言葉を教えてあげましょう。
すると、気に入った言葉を一生懸命使おうとしたり、
正しく言い直そうとしたりすることも。
そして、それがちゃんと言えて相手に伝わったり、
「ちゃんと言えたね」と褒められたりすると、
子どもは本当に嬉しそうにしています。
それほど、「伝わる」ということに子どもは喜びを感じるものなのです。
まだ2歳だからと放っておくのではなく、
吸収の早い2歳児だからこそ、
繰り返すことで正しい言葉や表現を覚えさせましょう。
2歳児の言葉の発達を促すだけでなく、
コミュニケーション力の土台をちゃんと作ってあげられるといいですね。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。
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