「何で○○なの？」と悩んだり、苦しんだことがある人へアドラー流のこれで解決！

日々過ごす毎日の中で、
こんなセリフを言っていたり、
思ったことはありませんか？

・何でいい子にできないの？
・何で言ったことやってくれないの？
・何で宿題やらないの？
・何でそんなに泣いているの？
・何で泣き止まないの？
・何で叫んでいるの？
・何でそんなにぐずぐずしているの？

など、子育て中に湧いてくる
「何で○○なの？」という疑問。

そして、それにより心の中がもんもんとしたり、
悩んだり怒りがこみ上げてきたり、苦しくなったり。

そんな自分に「何でこんなに心が狭いの？」と
自分のことが嫌になったり。

でもあなたが悪いわけでも
子供が悪い訳でもないのです。

そして子育て中に疑問をもつことは
とても自然なことだし、大切なことです。

実は「何で？」と原因を追究していくことは、
原因論という考え方です。

原因論とは物を修理したり、
業務改善などに効果的な考え方です。

これとは別に目的論という考え方があります。

では、どうなったらいいのか？
ということです。

これは人間関係（自分を含む）に効果的な考え方です。

ただ原因を追究するだけでなく、
どんな目的のためにその原因追究が必要なのか。

この目的を明らかにしていくことが
とても大切なことです。

例えば泣き止まない我が子を前に、
本当はどうなったらいいのかを考える。

その時に外出中で
先に進まなくてはならない時などには、

「何でそんなに泣くの？？？」
と追究するのではなく、

「ママはあなたが協力してくれたらとても助かるんだ」

「ママとあなたは○○しに●●に行かなくてはならないから、
一緒に歩いてくれると助かるな」

など、何のためにどうなって欲しいのか、
自分の中で明らかにしてそれを伝えてみる。

子供はママの喜ぶ顔が好きです。
きっと協力してくれると思います。

子供に自分の気持ちもしっかり伝えて、
同じ目的のために協力し合えたなら、
今よりももっと笑顔に満ちた
より幸せな時間になるかもしれません。

アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理（みずかみ　みのり）
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。
現在、今年５月に生まれた息子（第一子）の子育て真っ只中。アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。