ママの心に寄り添えるパパがやっていること

ママの心に寄り添えるパパがやっていること

 

1日、ママと子供が
どんな風に過ごしているか
パパは知っていますか?

子供よりも前に起きて、
家事や子供の朝食の準備を始めているママや、

朝起きてから夜布団に入るまで、
ご飯をゆっくりとは食べずさっと済ませ、
トイレにゆっくりと行くことすら後回しにして
ノンストップで動き回っているママ、

むしろお布団に入ることもできず
子供の寝かしつけの時に
そのまま寝てしまったりしているかもしれません。

ママから話を聞いて、
「毎日子育て大変そうだな」
と感じているパパもいるでしょうし、
特に詳しい話は聞かずに何となく
そう感じているパパもいるでしょう。

あるパパは、仕事に行くけれど、
子供のことは気になるし、
できれば一緒にいて色々な成長を感じたい、
遊びたいなと心の中では思っています。

家にいる時は、
いつも子育てが大変なママを助けたい。

気持ちはあるけど、実際どうやって
何をやったらいいのか、見当もつかない。

ある日、パパはママの日常を体験するのです。

この日、子供関連の用事は全てパパの担当。
そして主に家事など
ママが普段やっていることも主担当はパパ。

ママはどんなことがポイントか、
この時間にいつもこれをやっていると
いつもの日常をパパに体験してもらいながら伝えていきます。

1日を終えてのパパの感想。

「思っていた以上に大変だった。
時間があっという間過ぎる。
トイレにいく暇もない…。
休憩時間が10分位しかなかった…。
ママがいるからできるけど、一
人だったら心が折れそう。

子供の様子も1日に通して
どのように変化しているかが分かる。
とは言え、子供とたくさん遊べるし、
笑顔がたくさん見れるため楽しい面も大きい。」

聞いているだけでは、正直伝わっていないのです。
もちろん話を聞いて分かろうとしていたり、
聞き手の聞き方によって伝わることも多くあると思います。

体験してみて初めて、
自分事として感じることができる。

そこからママの気持ちに
より寄り添えるパパになれるのではないでしょうか。

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休日ついつい外出したくなったり、
家でのんびりと過ごす日もとても大切ですが、

1日いつもママがやっていることの
主担当をパパに渡し、体感してもらう。

そして今よりも家族で大変なことも
嬉しいことも喜びも一緒に共有して行けたなら、
ママにとっても子供にとっても、
そしてパパ自身にとっても心強く、
「家族の絆」が深まるのではないでしょうか。

 


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アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。
現在、今年5月に生まれた息子(第一子)の子育て真っ只中。アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。