子どもが主役の教材選び

子どもが主役の教材選び

我が子の通う小学校では、新学期になると
「家庭学習の手引き」というものが配られます。

『基礎学力の向上』
『進んで学ぶ習慣づけ』を掲げ、
各学年での身につけたい力・家庭学習の参考ポイントが
分かりやすくまとめられています。

家庭学習時間の目安は、
学年×10分で1年生なら10分、5年生なら50分。
家庭学習には宿題も含まれるので、
低学年のうちは無理なく取り組めますが、
学年が上がるにつれて部活や習い事によって
時間を確保するのも大変になっていきます。

鉛筆 女の子  

長男は入学と同時に通信教育を始めました。
教科書に合わせた問題集を復習に使い、
一冊終わったら添削問題を提出。

低学年のうちはマイペースに取り組んでいましたが、
5年生になると忙しくて何カ月分も溜まり始める状態。

タダで届く訳ではないので、
つい「今月分は終わった?」から「きちんとやりなよ!」と、
ますますやる気を奪う結果に…。

基本的な学習が
出来なかったわけではなかったので、
子ども自身にどうするかを決めさせて
6年生になる前に辞めることにしました。

そして、中学入学時にもう一度子どもと相談し、
授業内容が難しくなることなども考えて
今度は自分で決めてスタート。

部活などでますます忙しくはなりましたが、
テスト前に集中して進めたり、
自分で学習時間を作るようにもなりました。

今は、書いて取り組むテキスト教材だけでなく、
タブレットを使った学習教材などもあり種類も様々です。

通信教育や塾などを考えている方は、
どの方法が我が子に合った学習方法なのか、
子どもと十分に話し合って
子ども自身に決めさせることが一番かもしれません。


animal_pandaH.N HANAKO
現在子育てに勤しむ元保育士。第1子を出産後育休をとり復帰したものの、やはり我が子をじっくり育てたいと思い直し、自宅で出来る「住宅模型製作」の仕事を始める。近所に住むお友達と一緒に料理会やお茶会をして、小さなストレスを溜めずにできる限りその場で発散するよう日々努力する。現在、4歳・10歳・13歳の3人の子育て奔走中。