子どもの自立を手伝うために…

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自分でいろんなことができるようになると、
服を着たり、靴を履いたり、
何でも「自分でやる!」といって聞かない子がいます。

赤ちゃんでも、
自分で食べたり、
高いところに登ろうとしたり、
新しいことを自分で一生懸命やってみようとします。

親が手伝ったほうが早いのに、
後の掃除が大変、間違えたらまたやり直さなくちゃ・・・
なんて思うことばかりですが、
余裕のある時は子どものやる気を尊重してあげてください。

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できなければ子どものほうから
「やって」と言ってくるので、
それまで待ってあげましょう。

自分でできた時たくさん褒めてあげれば
その子の自信につながりますし、
できなかった時にちゃんと説明してあげれば
次はできるようになります。

そうすると、
親の仕事も減り、子どもも喜ぶ

長い目で見れば一挙両得なのです。

手伝ってばかりいると、
子どももそれが普通と思ってしまい、
大きくなっても自分で何もしようとしない子になるので、
教育上よくありません。

幼稚園や小学校に上がった時に困るのは、
子ども自身なのです。

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赤ちゃんが高いところに登るのは危険な行為ですが、
ダメと言ってしまうと運動能力が伸びません。

ひとつコツがあるのですが、
それは、すぐに
足から降りる方法を教えてあげることです。

ひと月もすれば赤ちゃんは
ひとりで昇り降りできるようになるので、
転落の危険も回避できます。

早い段階から子どもの自立を促すような、
そんな教育を心がけてみてください。

 


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ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。