まだ喋れない我が子に試したい!遊び感覚でできる意思疎通

まだ喋れない我が子に試したい!遊び感覚でできる意思疎通

幼児期、まだ話す事はできないけれど、
こちらの話している内容を
理解している素振りを見せる時期があります。

この時期は、意思の疎通が上手くいかず、
育児のストレスの一つになったりしますよね。

写真3‐1

わが子は、自分の意思を伝えたくても
相手に伝わらない時に、
「アーアー」の語気を変化させる事で、
何かを伝えようとしていました。

最初の頃は、何を訴えているのか色々考えては、
当てたり外したりの繰り返しでした。

徐々に親子の理解度が進み、
阿吽の呼吸で分かるようになった時は、
本当に嬉しかったです。

その内、面白がって、
子どもに何がしたいか聞くようになりました。

子どもの前に両手を出して、
どちらか選択させ、気持ちを聞いてみる方法です。

例えば、「今日は公園で遊びたいか、
家で遊びたいか」を尋ねる時に、両手を出して、
「今日はどっちにする?」と尋ねた後、
右手を出して、「公園?」左手を出して、
「家?」といった具合に、子どもに聞いてみます。

すると、最初のうちはよく分かっていなかったようで、
片方ずつ叩いていましたが、何度か尋ねると、
片方だけを叩くようになりました。

写真3‐2

日を重ねるごとに、
『今日は断然こっち!』という気持ちの時は強く叩き、
迷っている時は遠慮がちに
叩いて教えてくれるようになりました。

また、どちらでもない時は、
反応なしで別の行動をすることで、
意思を伝えてくれます。

子どもが話せない時期、育児のストレス軽減に、
この意思疎通の方法を試されてはいかがでしょうか。
結構面白ですよ。


自己紹介写真上島 有

長年、化学関係の仕事に携わるが、結婚を機に退職。現在は、絵本と外遊びが大好きな、一歳七ヶ月の娘の育児に奮闘中。
育児をする中で、日々新しい発見を楽しむように。独身時代、旅先で大自然を満喫してきた経験から、自然の中で子どもの五感を刺激させ、「体験から学ぶ」子育てを目指している。