幼児教育の本来の目的とは

幼児教育の本来の目的とは


先日、幼稚園で長男の先生と面談がありました。

「○○くんはなんというか・・・やる気がないというか、
お手本のような生徒、という感じではないんですよ」

要は、アルファベットや数字を覚えようとしない、というのです。
そして、日本が大好きで、日本のことばかり興味を持つ、と。


幼児教育の本来の目的とは1

 

 

 

 

フランス語はパパ担当。

でも、パパは仕事で忙しいので、
なかなか読み書きまで付き合おうとしません。

そして、日本語担当の私。

実は、上の子二人を日本語教室に通わせているのですが、
日本語教室というよりは日本の幼稚園のようなところで、
読み書きを強要しない方針の先生が教えています。

日本にいる友達は、子どもが幼稚園に上がると
家で読み書きを教えているようですが、
私は今のところ全く何もしていません。
というのも、その日本語教室の先生が、

「ひらがなやカタカナは、
本人が覚えたいと思ったら、2週間で覚えてしまう。

でも、本人にやる気がないのに教えると、
2、3ヶ月はかかるのよ。

それと、ひらがなを上手に書こうと思ったら、
まず『8』を書けるかどうかがポイントね。」

と仰ったのに、とても納得したからです。

幼児教育の本来の目的とは2


本人が「やりたい!」と言うのなら、
どんどん勧めていいと思います。


また日本では、小学校一年生から漢字の学習が始まるので、
それまでにひらがなとカタカナをマスターしておくのが理想的です。

ただ、学校教育が
全ての子どもの学習能力を考慮しているわけではないので、
どうしてもできる子とできない子の差が出てしまいます。

幼児期はその差がもっとある時期ですので、
幼児教育はもっと
子どものリズムに合わせてあげてもいいように思います。

あまりハードルを上げず、
できるようになったことをしっかり褒めてあげましょう。

そうしてその子のやる気を育めば、
小学校に上がっても学習意欲を持ってくれるはずです。


また、豊かな想像力をはぐくむことができるのも、この時期です。

そういう意欲や想像力を育てるのが、
幼児教育の本来の目的ではないかと、私は思っています。


ちなみに問題の長男ですが、
面談の後、教室で育てたアマリリスの花粉を
めしべに受粉させて種ができるまでを、
専門用語を使って説明してくれました。

先生が植物好きで教えたそうですが、
アルファベットと数字はダメでも、好奇心は大いに育っているようです。

 


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ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。