高齢者と子どもの交流がもたらすもの

高齢者と子どもの交流がもたらすもの

最近、高齢者と子どもの交流の場を
積極的につくる動きがあります。

中には、幼稚園や保育所と
老人福祉施設を併設する施設もあるようです。

私の長男の通う幼稚園でも、今年度は
高齢者と子どもによるコーラスのプロジェクトがあり、
年度末に3つのコンサートが開催されました。

では、こういった世代間交流がもたらすものは、何でしょうか?

高齢者と子どもの交流がもたらすもの1

 

 

 

 

高齢者の方は、子どもがいることで

随分心のケアになるという報告があります。

そして子どもにはやはり、
高齢者の方に対して
尊重する心や思いやりの心が育つといいます。

確かに、
おじいちゃんおばあちゃんが身近にいる子には、
心の優しい子が多いように常々感じています。

ただ、現代社会では核家族が増え、
サザエさんのようにいろんな世代が
一緒に住むことが少なくなりました。

その穴埋めではないですが、
交流の機会をもつのは素晴らしいことだと思います。

高齢者と子どもの交流がもたらすもの2

 

 

 

 

 

実際、発表会では高齢者の方々は
本当に生き生きとしていましたし、
子ども達もそんなおじいちゃんおばあちゃん達の様子を見て
感じたり学んだりすることがあったと思います。

また、子どもだけでは
できない規模の発表ができたことも、
子ども達にとってはいい経験となりました。

子どもが楽しく社会を学ぶために、
できる範囲でこういった交流ができるといいですね。

 


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ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。