親の言葉ひとつで、子どもは変わる。東京マラソンのバナナとAKB48の意外な関係

親の言葉ひとつで、子どもは変わる。東京マラソンのバナナとAKB48の意外な関係

先日、ラジオで面白いお話を聞きました。

ご存知の方もいらっしゃると思います。

昨年の東京マラソンでランナーに配られた『バナナ』。

実はこの『バナナ』
ただの黄色い『バナナ』ではない、
見えない、もの凄いパワーを蓄えた
『バナナ』だったのです!
栄養価が高いだけでなく、さらに秘密が・・・。

提供社のドールの方のお話で、
フィリピンにある
東京マラソン専用のバナナの畑から
9万本が用意されるそうです。

しかも、日本に到着してから本番までの1週間、
熟成させる期間で、ある工程がなされます。

それは・・・

AKB48の『ヘビーローテーション』を
ずっと、繰り返して聞かせ続けるとのこと。

なぜこの曲かというと
箱根駅伝に出場した学生に聞いた所、
一番、モチベーションの上がる曲だったということなのです。

今回は『ヘビーローテーション』

ちなみに前回は、
『負けないで』を
聞かせていたとのこと。

すごいバナナです。
きっと何か目に見えないパワーを
秘めているのでしょうね。

食べたらみんな、
スピードが上がったりして・・・
何だか気分が急にウキウキになったりして・・・

どんな効果があるのか
ちょっとランナーの皆さんを見てみたいですね。

そういえば、
以前TVで似たお話を見た事があります。

よく駄菓子屋さんやお菓子売り場で見かける
卵ボーロを作っている工場が出ていました。

そこでも工程中、工場の中に
「ありがとう!ありがとう!・・・」と
ひたすら、子どもの声が流れていました。
卵ボーロくんたちに、
「ありがとう!」を聞かせているのでした。

いずれは子どもの口の中に入っていく
卵ボーロくんです。
何に対しての「ありがとう」なのか、
少々疑問ですが、
食べてくれて「ありがとう」なのでしょうね。
美味しく食べてもらいたいんですよね。

それにしてもAKB48。
バナナにパワーを吹き込むとは、
ここでも大活躍ですね。

人間だけでなく、
バナナ9万個にも聞いてもらっている
『ヘビーローテーション』

確かに元気になりますね、この曲は。

このバナナの話を聞いて、
子育てにも通じるところがあるかな?
と思いました。

曲を聞かせ続けることは無理でも
何か前向きな言葉を
言い続けてあげることはできるかも。

「やればできる!」とか
「○○くんは、すごい!」などなど。

子育ての最中って、
ついついネガティブな発言が
口をついてしまいますが、
子どもたちのやる気がもっと増すように
ポジティブな言葉を掛けてあげなくてはいけませんね。

「親の言葉ひとつで、子どもは変わる」といいます。

私たちの言葉や環境が
子どもたちに与える効果は絶大なものです。
素敵な言葉や環境で子どもの明るい未来を
創っていきたいものです。

バナナのパワー、
東京マラソンにどう効果があるのでしょうか?!
楽しみですね!


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学校法人千葉白菊学園 千葉白菊幼稚園
副園長
鳰川 理江(におかわ りえ)

1972年、静岡県生まれ。聖徳大学人文学部卒。千葉市内の幼稚園に勤務していたとき、視察に来た現学校法人千葉白菊学園理事長の泰也さんと出会い、結婚。2005年の長男出産目前のとき、夫婦で千葉白菊幼稚園の経営を担うことに。現在、3人の男の子を育てながら、千葉白菊幼稚園の副園長を務めている。