ベビースイミングに潜む危険とは・・・!?
子どもの習い事で相変わらず
人気なのが、スイミングです。
3歳から始められる習い事で、体を鍛えたり、
丈夫にしたりするのに最適なスポーツです。
最近では、親子で参加する
「ベビースイミング」がとても人気です。
教室によって違いますが、
首が据わる生後6ヶ月くらいから始められます。
水の特性を活かした運動によって
赤ちゃんの発育を助けるだけでなく、
スキンシップも目的としており、
教室の後は赤ちゃんも疲れてぐっすり眠るのだそうです。
ただ、私は思うところがあって、
結局このベビースイミングには参加させず、
近所のスイミングスクールが4歳からだったので、
それを待つことにしました。
その理由は、妊娠中に友達から借りた
「Newsweek 0歳からの教育」にあった、
ある記事の内容でした。
そこには赤ちゃんに迫る危険の特集があり、
車のベビーシートの必要性や、
誤飲について書いてありました。
中でも、フランクフルトソーセージは
食道にすっぽりはまる太さで、
詰まるとソーセージの皮が食道に密着してしまい、
医者もどうすることもできない、と書いてあり、
怖いと思ったのをよく覚えています。
そんな中、
子どもの窒息死の原因のひとつでもある
「水」について記述があり、
4歳まではほんの少しの水でも
窒息することがあると説明してありました。
そして、「ベビースイミングによって
水を恐れなくなった子どもの事故」
について言及していたのです。
もちろん、ベビースイミングが
危険なわけではありません。
ただ、水は怖いものだということを忘れてはいけない、
そう訴えたかっただけですが、
私にはブレーキになってしまいました。
それにしても、
水の中にいる赤ちゃんや子どもは、
本当に楽しそうです。
水が苦手な子にはそれを克服させるため、
体の弱い子には丈夫な子になってもらうために
参加させることができるのも、
スイミングが人気の習い事の理由のひとつでしょう。
水が危険なものであることを忘れずに、
水に親しんでくれるといいですね。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。
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