アドラー流 褒めない叱らない育て方、知っていますか?

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褒めない・叱らない育て方と聞いて、
本当にそんなことが可能なのか、
できるのか?と疑問に思ったり、
驚く方もいらっしゃるかと思います。

心理学者アドラーは、
この「褒めない・叱らない育て方」を提唱しています。

実はこれ、とてもシンプルなのです。

褒めることと叱ること、
これは上下関係でのみ機能すること。

褒めない、叱らないとは
ヨコの関係でいるということなのです。

例えば子供が普段はしないお片付けを自分でしたときに、
「えらいね」と声をかけるのではなく、
「●●が自分でお片付けをしてくれると助かるな!」
と笑顔で言ってみる。

例えばこちらが何かしたい時、
子供がわがままを言って聞く耳をもたないとき、
「●●が~してくれるとママは助かるな」と笑顔で言ってみる。

褒めるのではなく、
ママやパパ目線で~されてうれしい、
助かるという表現を多く使ってみる。

叱るのではなく、
いけない理由を説明したり、
~してくれると助かるな、と提案したり、
どうすればよかったのか、本人に聞いてみる。

もちろん、まだ知識と経験の浅い子供ですから、
教えることは大切なことです。

時にはイライラしたり、
感情的に怒ってしまうこともあっていいのです。

できる中で実践してみると、
子供や自分の中でも変化が起こるかもしれません。

子供も立派な人間の一人です。

子供のことを信じて、
このヨコの関係を試してみてほしいと思います。


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アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。
現在、今年5月に生まれた息子(第一子)の子育て真っ只中。アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。