生後3~6ヶ月までの向き合い方

生後3~6ヶ月までの向き合い方

 

生後3~6ヶ月、あなたと赤ちゃんにとって
どのような期間でしょうか?

笑顔が増え、泣き方が変わり、
変化を感じることが増えていますか?

首は完全にはすわっていないけれど、
しっかりしてきていて、食事は母乳やミルクのみ。

寝ている時間も多く、
自分で大きく動こうとはしない(まだできない)。

実はこの時期、とても行動しやすい
時期でもあるのです。

授乳回数は多く間隔は短い子もいるし、
首がすわっていないと
片手での抱っこができなかったり、
もちろん身軽な訳ではありません。

そう考えると
赤ちゃんとの外出が億劫になっている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

でも、自分でお座りができるようになると
周りのものに更に興味を持ち、
手を出して触り口に入れるということが多くなり、
目が離せない時間が増えます。

この時期に外出しておくと、
今後赤ちゃんが動き出し、
より目が離せない時期に入ったとしても、
外出先での注意点や持っておくと
便利なものなどを分かっているので、
外出した体験がないよりも、
その後の外出がしやすくなると思います。

私はこの時期に水族館に行ったり、
温泉に入れてみたり、草に触らせてみたり、
空を見せたりと息子に五感で
感じてもらうということを大切にし始めました。

オムツや授乳は
衛生面やその場所の受け入れ態勢などにより、
赤ちゃん連れで行ける場所、
行きやすい場所は限られてきます。

しかしできる限り、自分の肌で感じ、
目で見て、耳で聞いて、何を感じるのか、
体感してもらいたいなと思います。

赤ちゃんは生まれてからまだ間もなく、
たくさん不安もある中、
いつも一緒にいてくれる人を
少しずつ認識し始めています。

守ってくれる人がいると。

そして今度は、この世の中がどんな世界なのか、
そこにはどんな人がいてどんな物があって、
それはどんな存在なのか。

まずはママやパパが知っている世界を
我が子に伝えてみる。
一緒に体感してみる。

その第一歩をこの時期、
スタートさせてみるのはいかがでしょうか?

もちろん、無理なく。
できる範囲でいいのです。

 


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アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。
現在、今年5月に生まれた息子(第一子)の子育て真っ只中。アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。