子ども同士のトラブル どう対処する?

子どものトラブル どう対処する?


私は、ときどきこんなことを思います。
自分の子どもが殴られたとき、
あるいは自分の子どもがだれかを殴って検挙されたとき、
自分はどのような態度がとれるのだろうかと。

皆さんはそんなとき
どうするでしょうか。
想像してみてください。


私は、子どもが
だれかを殴って検挙されたときに
どういう対応がとれるのか想像できずにいます。


けれども、不幸にも
殴られてしまった場合の対応については、
それなりに想像ができます。


その殴られるに至った出来事が、
自分たちの親や子にどんなことを
伝えようとしているのかを考え
話し合うだろうと思います。


子どもが殴られるに至った出来事。
その出来事は、
もしかしたら親が子どもにしつけた行動の結果
生じたのかもしれません。


たとえば相手に殴られそうになっても
自分からは手を出すなと親が口を酸っぱくしていった結果
子どもが殴られてしまったとします。
こうした場合は、手を出さずに堪えた子どもを
認めるべきだと思います。


そうはいっても、
親のしけのせいで子どもが一方的に殴られたのでは
自分の身を守ることができていないのではないかと
心配になることもあるでしょう。


そんなときは、
「今後、自分の命あるいは心に、危機を感じることがあったら
その時は身を守るために手を出しなさい。その責任は親がとる」
と保障すればいいのです。


大切なことは、
その出来事が起こる以前のプロセスを
どの程度掘り起こしていけるかです。


掘り起こした結果、
親のしつけに起因する出来事だったと分かれば
まず親がその責任をとることです。


その出来事の解決法・・、
相手の子どもと関係を修復させるのか、
すこし距離を置かせるのか、
を子どもといっしょに話し合っていくのは
それからのことですね。

 


yamamurasensei山村 達夫

宇都宮市在住。
まこと幼稚園理事長・園長
社会福祉法人藹藹会理事長
福島学院大学福祉心理学部非常勤講師。

教育と福祉を基盤に、実践に裏付けされた臨床的教育研究を行っている。また、障がい者施設・保育園の運営に携わっている。主な著書に、絵本「フィリーがドキドキした夜のこと」(随想舎)、「0歳からのことば育てと子どもの自立」(共著:合同出版)など。近年はFM栃木“RADIOBERRY”「まことーく!」「今日も“わきあいあい”」、CRT栃木放送「HAPPYLOOPはここから」にも出演。多岐にわたり活躍中。