【おうちモンテ】シール貼りを楽しもう
「おうちモンテ・実践編」第一弾。
お子さんがシールを台紙からはがすことに興味を持ち始めたら、
「シール貼りのお仕事」を始めてみませんか?
※モンテッソーリ教育、おうちモンテの記事は下記より
ご覧ください。
・「おうちモンテ」始めてみませんか①
・「おうちモンテ」始めてみませんか②
今回は我が家でモンテッソーリ教育を実践してきた中で、
「シール貼りのお仕事」をご紹介します。
シールを台紙からはがすことに興味が出てきたら
徐々にシール貼りのお仕事ができます。
ちなみに、我が家の長男は1歳9ヶ月頃、
次男は1歳2~3ヶ月頃から興味を持ちはじめました。
※2020年4月15日現在、
新型コロナウイルスの影響で、
緊急事態宣言が出ている中外出できず
用意することが難しい方もいらっしゃると思います。
その場合はおうちにあるものに
代替えして考えてみてください。
①シール
シールは100円ショップで手に入る丸いシールです。
サイズが選べるので、
最初は大きめのシールで、
慣れてきたら小さめのシールで
やってみるのがおすすめです。
色も赤、青、黄の原色をはじめ、
パステルカラーのような色合いのものまで
種類が豊富にあります。
最初は原色からが良いでしょう。
小さいお子さんは台紙を
シール1つごとにカットしてあげるとはがしやすいです。
②台紙(シールを貼るもの)
台紙は「シール貼り 台紙」と
インターネット検索すると無料でダウンロードできます。
(個人利用の範囲内で、ありがたく使わせて頂きましょう!)
お好みのものをダウンロードし、
印刷して線でカットすれば台紙の準備は完了です。
③ゴミ箱
空き箱やペットボトルを切って周りにビニールテープを巻いたものなど
はがしたシールの台紙を入れられる箱を用意します。
用意できる場合にはシールを置くお皿やトレーなどもあるといいです。
準備ができたら、さあ、お子様の前に出してみましょう!
「シール貼りやってみる?」と聞いてみて、
座ってもらい、トレーをお子様の目の前に出します。
まずはそれぞれの説明です。
シール、台紙、ゴミ箱をそれぞれ紹介します。
そしてまずはお母さんから。
ここ、重要です!
「口でやり方を説明しないこと」
実演します。
「お母さんがまずはやってみるからね」と言って
“ゆっくり”やり方を見せてあげます。
シールをはがしたゴミは用意したゴミ箱に入れて、
全てやり終えたらそのゴミ箱をご家庭のゴミ箱に捨てにいきます。
口で説明すると子どもは目と耳両方使って
受け取ることになります。
それは難易度の高いことです。
ただゆっくり見せる。
それが一番伝わります。
日頃自分のしていることを子どもが真似していて、
「うわあ、よく見てるなあ!」と思うことありませんか?
それです!!!
やり方が分かり、子どもが自分でやり出したら
あとは見守るに徹します。
「できたね、こうしたら?」などこちらから余計な声はかけずに
子どもが質問した時だけ反応します。
1~2歳のうちは貼ることも難しいですが、
できるようになってくると
台紙に書いてある丸の中からあまりはみ出さずに、
きれいに収まるように貼ったり、
台紙の絵柄に合わせてシールの色を変えてみたり、
更にその絵柄に色を塗ってみたりと広げることができます。
きっとお子さんも集中して
シール貼りのお仕事を楽しんでくれると思います。
是非実践してみてくださいね!
アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。
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