意識したい!気持ちが伝わる子どもへの叱り方

意識したい!気持ちが伝わる子どもへの叱り方

子どもへの叱り方は、親にとっては
常に反省材料になるものです。

感情的になってしまったり、
一方的になってしまったり、
大人だって人間ですから
叱り方にも毎日悩みますよね。

私も毎日全く言うことを聞いてくれない
子どもへの対応には困ってばかりいます。

しかし、最近思うんです。

子どもも人間です。
大人が真剣に気持ちを伝えること、
いや、伝え続けることが
一番大事な叱り方のポイントなのではないかと。

記事3

私の娘には発達障害があり、
感情を抑えることが他人よりも凄く苦手です。

例えば、弟におもちゃを貸してと言われる、
貸してと言われた段階で
貸したくないという気持ちが抑えられず
「キャー!いやー!!ギャー!!ダメ」
と泣き叫びまくるという事態は毎日です。

客観的に見ると、
弟はしっかり「貸して」と言葉で伝えていますし、
姉であるなら「もう少し待って」やせめて「嫌だよ」と
感情丸出しではなく伝えて欲しいものです。

そして弟の持っているものは、
欲しくなったら1秒も待てません。
「絶対今欲しい、すぐに!取ってきて!
ギャー、イヤー欲しいー!!」毎日繰り返されます。

泣き叫び、暴れ続ける姉にびっくりし、
弟は最終的に使っていたかったものも貸してくれます。

こんなことに毎日毎日何度もつき合わされて、
時には感情的に怒ってしましますが、
根気強く気持ちを伝えるようにしています。

最初の出来事の場合
「まだおもちゃ使いたかったもんね。貸したくないよね。
でもさ、弟も使ってみたいと思って
ちゃんと貸してって言えていたね。
取っていったりしていないよね。
後でも良いから貸してあげてたら嬉しいと思うよ。
ママもお姉ちゃんがどうぞできたら凄く嬉しいな」と伝えます。

弟にはお姉ちゃんに聞こえるように
貸してって言えて凄いね。
今はまだお姉ちゃん使いたいからもう少し待っててね。
お姉ちゃん貸してくれたら嬉しいよね」というように
みんなの気持ちを代弁するようにしています。

もちろん、大人しくこの話を
聞いてくれているわけではありません。
ギャーギャー2人とも泣いています。

でも、毎日同じことを伝え続けることに
意味があると私は思っています。

なにせ、全く弟に自分のものを貸せなかった姉が、
毎日毎日1年以上伝え続けてやっと使っていないものを
たまに貸せるようになりました。

時には感情的な叱り方になってしまうこともありますが、
気持ちを伝えることって大人も子どもも大事なことですよね。


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2歳長女・1歳長男育児中のシングルマザー
コールセンターでの4年間管理職として勤務後2児のママに。2児の育児に毎日奮闘中!特に1歳の長男は元気の塊で、私や長女とレスリング状態。男勝りで気が強い愛娘・2歳の長女は、発達障害がありプレイセラピーで治療中。そんな中、毎日懸命に育児して、心から子供と笑いあう時間を大切にしている。「日本中のママに少しでも元気に・笑顔で育児してもらえたら」という思いで記事を執筆中。