子どもは大人のマナーを見ています!
幼児のうちから
「順番を守る」ことを教えていくことは、
大切なしつけです。
どんなに小さくたって、
大人がきちんと順番を守る姿を
見せていれば子どもにだってわかります。
特に日本人はきちんと
順番を守れることで有名です。
海外から来るスポーツ選手が
「日本人のマナーは素晴らしく、感激した!」
という話も良く耳にします。
とはいえ、某テーマパークのように、
かなり長時間にわたる順番待ちは
大人にとっても辛いものがありますね。
子どもが飽きないように、お菓子を与えたり、
オモチャを渡したり、最近では動画を見せたり…。
とにかく、あの手この手で時間をつぶす工夫をしています。
そんな中で驚きの体験をしたことがありました。
まだ子どもたちが小さい時に、
1時間待ちと書かれたアトラクションに並んでいたところ、
突然後ろからグイグイと押され子どもたちが転びそうになりました。
何が起きたのかわからず周りを見ると、
外国人の家族連れが5,6人で列を掻き分けて進んできたのです。
そのまま私たちの横をすり抜けて前へ前へ…
周りにいた人たちはみんな
唖然とした顔をしていたのが忘れられません。
そして、子どもたちが幼いながらに
「みんなならんでるのに!!」と怒っていたのを思い出します。
逆に、順番を待っている時の優しい出来事もありました。
幼児連れにとってトイレの行列は一大事。
子どもに余裕があったり、
オムツをはいているならまだしも、
「もれちゃう~。」なんて言ってたら大ピンチです。
そんな時、前の方たちが「お先にどうぞ。」と譲ってくれると、
感謝の気持ちでいっぱいになります。
親が躍起になってしつけようとしなくても、
こうした経験を積み重ねることで、
子どもたちは順番を守ることや、
譲り合うことの大切さを学んでいくのでしょう。
そのためにも、
私たち大人は子どもの良いお手本となるような態度で
過ごさなくてはいけませんね。
H.N HANAKO
現在子育てに勤しむ元保育士。第1子を出産後育休をとり復帰したものの、やはり我が子をじっくり育てたいと思い直し、自宅で出来る「住宅模型製作」の仕事を始める。近所に住むお友達と一緒に料理会やお茶会をして、小さなストレスを溜めずにできる限りその場で発散するよう日々努力する。現在、4歳・10歳・13歳の3人の子育て奔走中。
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