2018.10.01
子どもの自信を高めてあげるために
学校の懇談会で、
先生から興味深い話がありました。
先生は、小学校の6年間で
子どもたちに自信をもってもらい、
自尊感情や自己肯定感にもつながれば、
とおっしゃいました。
その理由は、自信のない子は
自分より立場が弱そうな子を攻撃することで、
自分の存在価値を認めるようになるからです。
自信がないと、こうしたいじめだけでなく、
不登校や問題行動、学力の低下などといった形で
表れることもあります。
では、子どもが自信を持つようにするには、
どうしたらいいのでしょうか。
それにはまず、褒めてあげることです。
できたね。
すごいね。
じょうずだね。
何かができたらぜひ、ひと言声をかけてあげましょう。
お手伝いをしてくれたら、
○○ちゃんのおかげで助かったわ、
というように声をかけてもいいですね。
そして、時にはストレートに、
○○ちゃんがいてお父さんは嬉しい、
お母さんは○○くんのことが大好きだよ、
と子どもに伝えてあげましょう。
子どもたちは、お父さんお母さんのことが大好きです。
そんな大好きなお父さんお母さんから
存在価値を認められることは、子どもにとって絶対です。
外でどんなに大変なことがあっても、
それは強い力となります。
もちろん、大きくなるほど注意されることも増え、
自信を失いかけることもあるかと思います。
そんな時はそっと、包み込んであげてくださいね。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。
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