育児ストレスの解消法は?
四六時中子どもに付き合っていると、
本当に疲れますよね。
育児がストレスに
なってしまうこともあると思いますが、
皆さんはストレス解消にどんなことをなさっていますか?
仕事をしている人は、
仕事というある意味「逃げ場」がありますし、
仕事の帰りの、子どもを迎えにいくまでに少し時間があれば、
自分のために少し時間を使うこともできます。
では、専業主婦で逃げ場のないママ達は、
どうしたらいいのでしょう?
理想は、子どものいない、
自分だけの時間を作ることです。
そうなるとやはり、
上手に人に頼るしかありません。
一番手っ取り早いのは、家族です。
パパでも、おじいちゃんおばあちゃんでも、
兄妹でもいいですから、
1時間でも預けてお出かけすれば、
随分気分転換になります。
預けるのがまだ赤ちゃんだと、
もしかしたらその間ずっとぐずっているかもしれません。
それを相手に申し訳ないと思ってしまうと、
今度は預けられなくなります。
確かにぐずる子を相手にするのは大変ですが、
たまのことなら何とかなるものです。
そのうち赤ちゃんが慣れてくると、
1時間が2時間に増えるかもしれません。
そうして、自分の時間を作っていくのです。
近くに家族がいなかったり、
パパに頼れなかったりする人は、
気の知れたお友達に頼りましょう。
ママ友達なら、
預けあいをすればお互い様です。
どうしても預けられない人や、
外出が苦手な人は、子どもがお昼寝している間、
また夜寝ついた後、その日だけはちょっと睡眠不足を覚悟して、
映画や溜まっているビデオをゆっくり見たり、
読みたかった本を読んだりしてみてはどうでしょう?
そんな時は、家事や用事は後廻しにしてください。
どれもこれもダメだと思ったら、
赤ちゃんや子どもに、自分のやりたいことに
ちょっと付き合ってもらってはいかがでしょうか?
もちろん、全てを自分のペースですることはできませんが、
お昼寝の時間を狙ってお買い物に出かけたり、
美術館に行ってみたり、
遊園地や動物園で一緒に楽しんでみたり、
方法や行き先はいろいろあります。
ただし、周りのお客様の
迷惑になってしまう場所でぐずられたりしたら、
さっと出るくらいの心の準備はしておいてください。
ストレスを上手に解消できれば、
育児がまた楽しいものとなるはずです。
ただ、いずれも体力勝負ですから、
覚悟してくださいね。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。
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