2018.10.08
幼児に外国語は関係なし?!恐るべきコミュニケーション力!
4歳の長女が、日本のこども園で
3週間ほどお世話になりました。
日本ではこの春から年少さんですが、
フランスでは年少を終えてきているので、
周りにいる早生まれの3歳児さんよりかなり口が達者です。
でももちろん、フランス語で。
私が話す日本語は分かっているのですが、
口からついて出るのはほとんどフランス語なのです。
さて、どんな園生活を送るのかと思いきや、
個人懇談で先生がおっしゃいました。
「すぐに馴染んでいましたよ。
まぁ、3歳児さんなので、
まだしっかり話せない子もいるんですが、
○○ちゃんはフランス語で話していても、
なんというか、通じ合っているというか。
ちゃんと会話が成り立っているんです。」
私の娘がフランス語で話そうがお構いなし。
ちゃんと意思疎通ができているそうなのです。
なんという、恐るべし3歳児。
幼児の言語の発達が未熟であるがゆえに、
「外国語」という認識がないのです。
普段から言葉を越えたところで
コミュニケーションをとっているからでしょうか、
相手が外国語を話していても
子どもには感じるところがあるようです。
大人の脳はよっぽど凝り固まっているのかな?
と思わされた瞬間でした。
そして、子どもの
コミュニケーション力の高さに、感服です。
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。
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