動き出した赤ちゃんとの遊び方

動き出した赤ちゃんとの遊び方

生まれたての赤ちゃんは、
少しずつ目が見えるようになり、
自分の手や足に気が付き、
「自分」という存在を認識し始めます。

そして徐々に周りの存在も認識し、
興味を持つようになります。

自分で動けるようになれば、
実際に興味のあるものに触れ、
持って舐めて、
その感触を全身で感じようとし始めます。

今までの室内環境を
赤ちゃんが動き出す前後に見直し、
変えたりする方も多いかもしれません。

赤ちゃんに危険が及ばない、
こちらが安心して遊ばせてあげられる環境は
こちら側の心の余裕にもつながっていると思います。

そして、動き出した赤ちゃんと実際にどう遊べばいいのか…

私が思う赤ちゃんと遊ぶということは、
赤ちゃんの興味のあることを一緒にやること

あくまでも主導権は赤ちゃん、
こちらは赤ちゃんのサポート役。

赤ちゃんと一緒の動きをして、
赤ちゃんについて回ってみると、
赤ちゃんの気持ちに共感しやすくなります。

両手にそれぞれ物を持って
一生懸命にたたき合わせてみると音がなったね!

一つだとならないけれど、
合わせるとこんな音が鳴るんだね。

赤ちゃんの心からの笑顔に共感し、
こちらも心から笑顔になれる

赤ちゃんは誰かと一緒に楽しむことは
どういうことかも感じれるだろうし、
じゃあ次はどんなことをしてみる?と
挑戦意欲も増すかもしれません。

好奇心を持って、挑戦してみる中に、
様々なことを感じ学び、
自分はこれをしていると楽しい、好きだな
という個性が少しずつ創られていくと私は思っています。

人は体験したことから学びます。

時には見守り、時には一緒に、時には危険から守り、
赤ちゃんのできる限りの可能性を広げ、
個性あふれる子が育てばいいなと思います。

赤ちゃんと遊ぶ中に、
いろんな可能性を見せてもらいながら、
こちらも一緒に楽しめたなら
より赤ちゃんも楽しめるのではないでしょうか。

 


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アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて6年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。
現在、今年5月に生まれた息子(第一子)の子育て真っ只中。アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。コーチングの考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。