娘からの驚きの謝り方
子どもの叱り方について
悩んだことのある方は多いと思います。
悪いことを叱るのはもちろんですが、
何を悪いことの基準にするかは
それぞれの家庭で違うことでしょう。
我が家では、
「人を傷つけることはしない」を基準にしていますが、
これには色々な意味が含まれているため、
叱るときには「どうしていけないのか」を
話して伝えるようにしています。
娘が5歳の時に厳しく叱ったことがありました。
今でこそ何を理由にして叱ったのか、
私も娘も覚えていないのですが、
その時の「謝り方」が衝撃的で
忘れられない思い出になっています。
娘は普段からそれほど
叱られるようなことをするタイプではなく、
兄妹げんかもあまりしませんでした。
ただ、頑固なところと素直に
気持ちを表すのが苦手な面があり、
叱られるとプイッと拗ねてどこかへ行ってしまうことも…
その時も、本人的には納得しなかったのか
叱られてもすぐには謝らずにしばらく別の部屋へ。
こうなると無理に話をしてもお互い
感情的になってしまうため、そっとしておきました。
そして、台所で片付けをしている時に
ササッと近付いてきたかと思ったら
丸めた紙クズを投げつけてきたのです。
まだ納得していないのかと紙くずを拾うと、
なんと中には「ごめんなさい」の文字。
素直に謝ることは出来ないけれど、
自分が悪いとは思っているのが伝わりました。
小さくても、
気持ちの整理が付けば自分で考え、
納得をすれば話をしに来ます。
子どもの叱り方はとても難しいですが、
頭ごなしに叱ったりせずに
叱ったあとは待つことを大切にしています。
とはいえ親も人間…、カーッと感情的に
叱ってしまうことだってあります。
そんな時は、親も時間をおいて考え、
悪かったと思えば素直に謝ることも大切ですね!
H.N HANAKO
現在子育てに勤しむ元保育士。第1子を出産後育休をとり復帰したものの、やはり我が子をじっくり育てたいと思い直し、自宅で出来る「住宅模型製作」の仕事を始める。近所に住むお友達と一緒に料理会やお茶会をして、小さなストレスを溜めずにできる限りその場で発散するよう日々努力する。現在、4歳・10歳・13歳の3人の子育て奔走中。
この記事が気に入ったら「いいね!」してね