いろんな人にほめてもらう叱ってもらう

いろんな人にほめてもらう叱ってもらう

子育てにはいろんな役割があります。

小さい子を突き飛ばしちゃった子がいたら、それを叱る人。
それを承知してその子をなぐさめる人。
それを全く知らないでいつもの通りに接してくれる人。
遠巻きに見守ってくれる人。


こんな風に実はいろんな人がかかわりながら
子育てってするものなのですが、
今のお母さんはこのすべての役割を一人でしています。


怒った後お母さんがどうもバツが悪いなって思っても誰も助けてくれない。
一人で何役もこなすのは辛いですよね。

だから幼稚園や保育園職場や学生時代の友人
とにかく家族ぐるみでお付き合いできるご縁があったら大事にしましょう。
いろんな大人の方と関わり合いながら、お子さんを育てるのはいいことです。


一緒にバーベキューをしたり、夕食会をしたりするのもいいでしょう。
お子さんにとって知り合いの大人の人に
「キミのお父さんすごいよね」
って言ってもらうのは嬉しいものです。
「わあ、じょうずだね」
と顔見知りの大人の方に褒められるのは、かなり嬉しいものです。


また、逆に
「ちゃんと片付けなくちゃだめだよ」
「靴はそろえるんだよ」
と注意されたり、いつもと違う人と食事をして、
緊張するのもいい経験になります。


これから成長するにつれて、いろんな友達に出会います。
先輩や後輩ともつきあっていきます。
いろんな人に注意されたり、励まされたりします。


自分の好き嫌いでなく、
一緒のグループになるお友達、
仕事のメンバー取引先の方、いろんな方に出会います。
容赦なく辛い目に合うこともあります。
大事なことはそれでも立ち直る力です。
それには、人と人の関係を信じる力があるかどうかです。

 

ご家族が基本です。
まずは家族が信じあっていること、
そしてそのうえでお父さんお母さんが大事なお友達やお仲間と支えあっていることです。
その姿をお子さんに見せてあげてください。


私は娘が困っている時に一番の味方になってくれた娘の同級生のことが忘れられません。
その子が高校生の時に言いました。
「私は貴女が困ったら、どこの国にいても絶対に助けに行くからね」
理事長先生はたとえ呼ばれなくても
その子の結婚式には絶対行くと申してます。
(かなり迷惑な話ですが、彼女の幸せを祝いたいのだと思います)

 

きっと娘たちは今も、
私の知らないたくさんの人に育てていただているのだと、いつも思っています。

 


makisensei

 

学校法人弘道学園 秩父幼稚園

園長 柴原 眞紀

 

大学卒業後、某大手出版社・公立中学校の先生を経験。現在の理事長兼慈眼寺住職(幸保さん)と結婚。2004年、当時、少子化と過疎化により、廃園の噂が出るほど危機的な状況だった秩父幼稚園園長に就任。その後、娘二人の不登校問題に直面。我が子の子育てに母親の役割、家族の意味を考え、ママたちの育児ストレスをどう解決するのかという問題に教育者としての視点から向き合うことの大切さを痛感。その後、自らの経験と園児と保護者とのかかわりによる気づきをもとに、園児とその家族を支援していくという方針を立ち上げ、「みんながはっぴーに」なる幼稚園として、秩父幼稚園を再生。現在は、秩父保育園・秩父幼稚園が一体化した認定こども園として、どんな子どももご家庭も支援する学園づくりに奔走。