ベビーサインを知っていますか?

ベビーサインを知っていますか?

保育園で、ベビーサインをしている
子どもを見かけました。

実際に見たのはその時が初めてでしたが、
その子はサインをしながら話もしていたので、
こちらが理解に困ることはなく、
そのしぐさがかわいいな、
くらいに思っていました。

では、ベビーサインとは
一体どういうものでしょうか?

ベビーサインを知っていますか?1

ベビーサインとは、
まだお話できない赤ちゃんと
コミュニケーションする手段として、
1990年代にアメリカで生まれたジェスチャーのことをいいます。

日本では2004年に「ベビーサイン協会」が設立され、
6ヶ月から18ヶ月の赤ちゃんを対象に
指導も行っているようですが、

今は本も出ていますので、
自宅で教えることもできます。

でも教室に通うと、育児サークルのように
赤ちゃんやママ、パパにお友達ができて、
楽しいかもしれませんね。

「おっぱい」や「ミルク」、
「おむつ」などの単語から、
「おいしい」や「もっと」といった表現があり、
話しかけながらジェスチャーをすることで、
赤ちゃんがそのサインを覚えるというしくみです。

その際、ひとつの単語や表現に絞らず、
いくつかのサインを同時に教えると、
赤ちゃんが覚えやすいサインから覚えてくれます。

ベビーサインを知っていますか?2

よく言葉の遅れを心配する声を聞きますが、
保育園の子どもを見るかぎりでは、
そのような心配は全くなさそうでした。

ただ、どの育児法もそうですが、
焦ったり、無理強いしたりしてはいけません。

赤ちゃんに絶対教えなければいけないものでも
ありませんから、楽しく実践したいですね。

参考文献
https://www.babysigns.jp/
http://moomii.jp/baby/babysign-howto.html

 


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ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、5歳、3歳、1歳の3児のママ。