『あいさつ』はしてもされても良い気分
小さな子どもがにっこり笑って『あいさつ』をするのは、
見ていてとてもほほえましいですよね。
でも、最近は挨拶をしない大人が増えてきているようです。
子ども達の良いお手本となるように、
周りの大人が気持ちよく挨拶をしていきたいものですね。
では、なぜ『あいさつ』を身に付けることが大切なのでしょう?
初対面の相手でも、笑顔で挨拶をされて嫌な気持ちになる人はいません。
大人になってからも良好な人間関係を築く
大切なツールとして活躍するのが挨拶です。
「子供のしつけ」と言えば1番に『あいさつ』が浮かぶのも、
しっかり身につけておけば一生の財産になるからではないでしょうか?
とはいえ、子どもの中には積極的なタイプもいれば、
恥ずかしくてなかなか自分を出せないタイプもいます。
そこで、三者三様という言葉がピッタリの我が家の子ども達の例を紹介します。
長男は、大人しくまじめなタイプ。
初めての子育てということで色々なことに一喜一憂の毎日でしたが、
小さい頃から挨拶の大切さは伝えるようにしてきました。
まだお話が出来ない年齢でも、
親が率先して挨拶する姿を見せることで
声をあげてニコニコしたり、
自然に挨拶が身に付いたように思います。
第2子の長女は、とても恥ずかしがり屋で人や場所に慣れるまで固まってしまうタイプ。
優しく声を掛けられても、
顔を引きつらせながらペコリと頭を下げていました。
自分でも挨拶をしないと…と分かっているようで、幼いながらも葛藤しているのを感じました。
10歳になった今も少々緊張しつつですが、
自分から挨拶をするようになりました。
そして、第3子の二男は、まったく物おじしないタイプ。
散歩中でも、買い物中でも自分から積極的に話しかけていきます。
4歳の子どもが挨拶をして話しかけると、ご年配の方はもちろん、
ちょっと怖そうに見えるおじさんも必ず笑顔で挨拶を返してくれます。
若いカップルにまで話しかけていくのは、親の方がドキドキしてしまいますが…。
このようにタイプの違う子ども達ですが、
小さい頃から近所の方とのコミュニケーションをとっていたことで、
子どもだけで遊びに出る年齢になっても、
地域の方々に
「○○さん家の○○ちゃん」
と見守っていただいているように思います。
『子供のしつけ』と捉えるとちょっと堅苦しい気持ちになりますが、
大人になり社会に出たら挨拶は基本です。
小さい頃から周りの大人が気持ちのよい挨拶をして、
自然に身に付く環境を作ってあげたいですね。
H.N HANAKO
現在子育てに勤しむ元保育士。第1子を出産後育休をとり復帰したものの、やはり我が子をじっくり育てたいと思い直し、自宅で出来る「住宅模型製作」の仕事を始める。近所に住むお友達と一緒に料理会やお茶会をして、小さなストレスを溜めずにできる限りその場で発散するよう日々努力する。現在、4歳・10歳・13歳の3人の子育て奔走中。
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