セルフイメージの高い人、低い人

セルフイメージの高い人、低い人

以前、ある方がこんなことを言っていました。

「就職とは2度目の誕生日」である、と。

それまで積み重ねてきた努力の有無を
きれいさっぱり精算することはできないにせよ、
皆が一様に同じスタート地点に立ち、
目標に向かって一斉に走りだす。

これが就職なんだと思います。


そういった意味で、就職は生まれ変わる、
あるいは、新たに生まれる日というのは頷けます。

さて、せっかく新らしく生まれ(変わる)のですから、
どうせならより良い人生となるように
いいスタートを切りたいですよね?

近年では親向けの説明会や
両親からの手紙やビデオレターなどの
メッセージで社会人としての第一歩に花を添える
なんて企画もあると聞きます。

さて、そんな就職戦線ですが、
仮に23歳で就職したとしても、
それまでの生きてきた年数の倍近くの時間を
「仕事」と共にしていかなければいけません。

仕事だけではなく、不動産の取得や、結婚、
出産、子育てなど仕事以外のライフイベントも
たくさん経験することになるかもしれません。

そう考えると、「社会人」の入り口である
就職というのは人生を創っていくための
とても大切なライフイベントになります。

もちろん就職の良し悪しは、
就職先の知名度で決まるものではありません。

先ほども言いましたが、
就職とは、自分の人生づくりです。

つまり、自分がどんな人生を歩んでいきたいのか?
ここが決まっていることが大事です。

新卒、中途問わず年間数千人もの就職希望者と
会っているというある企業の採用担当者の方は
就職先(≒人生)を決めるプロセスを、
次のように紐解いてくれました。

①人生を決める
 →どんな人生を送りたいのかが明確である
  ※途中で修正が入ることはもちろんOK

②業界を決める
 →どの業界に身を置くことで人生は豊かになるのか?が①より導き出されている

③企業を決める
 →現時点で人生を最も豊かにできそうな企業はどこなのか?が②より導き出されている

その上で、セルフイメージ(自分の経験に基づいて決めた実現可能な“枠”)が
高い人を企業は欲しがるといわれています。

セルフイメージを高める方法は、
成功体験をたくさんすることです。

これは、できるだけ小さいうちから体験させた方がいいでしょう。

困難が目の前に立ちはだかった時、
「どうせ自分には無理だ…」
と思うのか、

あるいは、
「自分は絶対にできる!」
と思えるか?

結果は歴然です。

今回は就職をテーマにしましたが、
「学業」においても「恋愛」においても同じことが言えます。

子どものセルフイメージを高めるために、
あなたはどんな関わりをしますか?

 


shidara

設楽 竜也

株式会社Gクリップコーポレーション
代表取締役 経営コンサルタント

 

私立幼稚園、こども園に特化した“ベストマッチング・サービス”を提供するGCLIPの代表。前職のコンサルティング会社に入社以来、「相手が欲しているものを創り出すこと」、「曲げない信念(善意)を経営の中心に持つこと」、そして、「自社の商品・サービスが相手の生活を豊かにすることをしっかり説明する」こと、の3点を、近代経営の最重要課題と捉え、私立幼稚園、こども園向けの商品開発、サービス提供に埋没している。私立幼稚園、認定こども園、幼児教育施設とそれら施設へ通いたいと考える家庭とのベストマッチングサイト「プレスコ」の運営責任者。さらに当メディアサイト「09NEWS」の運営責任者でもある。