その日の調子が分かる朝のルーティーン
保育所に通うようになり、
『タッチ』の習慣がついた息子。
初登園の帰りぎわ、
先生とのあいさつは『タッチ』でさようならでした。
「せんせい さようなら またあした!(タッチ!!)」
握手をしながらあいさつをして、最後にタッチ。
緊張していた息子の表情が
ニコニコ笑顔になったのを覚えています。
次の日からは、私とのいってらっしゃいの
あいさつにもタッチが付くようになり、
1回のタッチで教室に入って行く日もあれば、
「もう1回、もう1回。」と何度もタッチを繰り返す日も。
この朝のタッチで、ちょっとした不安や
何となく気持ちが落ち着かないのかな?という様子がわかります。
もうひとつ、朝のルーティーンとして、
『上履きを履くまで待っていて』というものがあります。
下駄箱に靴を入れ、
教室の入口においてある上履きを履いてからタッチ。
これは朝の慌ただしい時間には
なかなか厳しいものがありますが、
子どもも子どもなりに気持ちの整理をする時間を
とることは大切なことでしょう。
朝の数分を待ってあげることで、
1日が気持ちよくスタート出来るのならばと
納得いくまで見守るようにしています。
そして、誕生日が近付いてきた今、
「ぼく、5歳になったら上履き履く前に
いってらっしゃいできるよ。」と自分で言い出しました。
親から離れ、友だちや先生と過ごす中で
成長しているのだなと感じた一言。
無理をすることはないと思いますが、
どうなることか今から楽しみです。
H.N HANAKO
現在子育てに勤しむ元保育士。第1子を出産後育休をとり復帰したものの、やはり我が子をじっくり育てたいと思い直し、自宅で出来る「住宅模型製作」の仕事を始める。近所に住むお友達と一緒に料理会やお茶会をして、小さなストレスを溜めずにできる限りその場で発散するよう日々努力する。現在、4歳・10歳・13歳の3人の子育て奔走中。
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