失敗は「ダメ」じゃない。口癖は「チャンス」です
叱りすぎている、私。
というお母さん魔法の言葉を教えます。
「チャンス」これだけです。
お子さんが失敗したら大きな声で「チャンス」といいます。
大きな声で言ってみましょう。
考えるのはそれからです。
お皿を割っちゃった
チャンス!お皿やコップは大事に扱うことを学ぶチャンス。
おもちゃが出しっぱなし
チャンス!一緒に片付けるチャンス
片付けやすい方法を見つけるチャンス
牛乳パックからコップに入れる時にこぼしちゃった
チャンス!大丈夫今度はうまくいくっていうチャンス
失敗は成功するためにどうしても必要なことです。
誰だってどんなことだって
間違ったり失敗したりしてだんだん上手になります。
だから失敗は叱らないことです。
また挑戦できるように
「今度はこうするともっとうまくいくよ」
「大丈夫ちょっとくらい失敗しても気にしなくていいよ」
と言ってあげましょう。
これから先できないこと
思い通りにいかないことはたくさんあります。
その時に大事なことは
大きな目標(夢)とそのために
今日すること一週間後にできていることを考えて積み重ねることです。
それは逆上がりや自転車の練習かもしれません。
小学校の持久走大会の入賞・漢字テスト
ピアノの発表会・サッカーのレギュラーなのかもしれません。
毎日繰り返し練習する気持ちを育てるにはどうしたらいいのでしょう?
失敗で学べばいいのです。
そして、今のレベルのちょっと上のことを目標に挑戦したら、ほめてあげてください。
ボタンができない子はボタンの頭を穴から出してあげて、最後のひっぱり出すところは自分でやってみる。
それが何度もできるようになったら
今度は穴にボタンを入れることろから挑戦してみる。
うまくかなくていらいらして怒り出したら
ちょっとお手伝いして、だんだん自分でできるようになっていきます。
パジャマもそうですね。
自分でやるって言い張ってやってみてもうまくいかなかったり・・・・
それでもだんだん一人でできるようになっていきます。
洋服の前後が反対でもそんなことは気にせずにだって一人でできたんだもんね
失敗は本人が一番つらいのです。
だから失敗は責めないであげてください。
学校法人弘道学園 秩父幼稚園
園長 柴原 眞紀
大学卒業後、某大手出版社・公立中学校の先生を経験。現在の理事長兼慈眼寺住職(幸保さん)と結婚。2004年、当時、少子化と過疎化により、廃園の噂が出るほど危機的な状況だった秩父幼稚園園長に就任。その後、娘二人の不登校問題に直面。我が子の子育てに母親の役割、家族の意味を考え、ママたちの育児ストレスをどう解決するのかという問題に教育者としての視点から向き合うことの大切さを痛感。その後、自らの経験と園児と保護者とのかかわりによる気づきをもとに、園児とその家族を支援していくという方針を立ち上げ、「みんながはっぴーに」なる幼稚園として、秩父幼稚園を再生。現在は、秩父保育園・秩父幼稚園が一体化した認定こども園として、どんな子どももご家庭も支援する学園づくりに奔走。
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