叱り方のひけつとは?!
私はアンガーマネジメントファシリテーターという資格を持っています。
その中で、怒りは二次感情で、怒りの奥には必ず理由があるという内容があります。
皆さんも振り返ってみると、怒りを感じるとき、
何か寂しかったり・・・
何かつらいことがあったり・・・
何か悔しいことがあったり・・・
理由があると思いませんか?
これは、怒りだけではないと感じます。
喜びを感じるときは、その理由が必ずありますし、
悲しい気持ちになるときも必ず理由があります。
楽しいときも理由がありますよね。
感情の奥には必ず理由があると思うのです。
子どもが言うことを聞いてくれない・・・
子どもが夜泣きをして、なかなか寝れない・・・
子どもが食事をこぼす・・・
子育てには、イライラしてしまうことが多いと思います。
しかし、大切なことは自分がイライラしている理由が
何かを理解することです。
その瞬間にカッとならないことです。
アンガーマネジメントの世界では、
怒っても良いと言われています。
しかし、問題なのは
「怒ることと怒らないことの区別をつけていないこと」
です。
上記のようなお子さんの行動は、
果たして皆さんが怒るべきことでしょうか?
この考え方は良い叱り方にも繋がっていきます。
ある物事に対して、
その日は怒り(叱り)、別の日は怒らない(叱らない)ということをしてしまうと、
この人は、毎回毎回言う事が違うと感じられてしまうのです。
皆さんも怒られたことがある立場としてそんな経験はありませんか?
お子さんに叱るときも、しっかりと軸を持って叱ることが重要だと思います。
喜びも、悲しみも、楽しさも、怒りも、
その外面だけではなく、内面を見て接することができるようになりたいものです。
林 勇希
株式会社Gクリップコーポレーション
執行役員 経営コンサルタント
幼稚園を中心とした子どもに関わるビジネスの経営コンサルタント。
幼稚園・スポーツクラブにおいての学童保育立ち上げ提案、幼稚園の園児募集、スイミングクラブの会員募集、保育所立ち上げなど、子どもに関わる幅広いビジネスにおいてコンサルティングを経験。現在は私立幼稚園、こども園に特化した“ベストマッチング・サービス”を提供するGクリップコーポレーションに所属し、幼稚園の園児募集、教育施設への学童参入支援、スイミングクラブ会員募集支援等、教育業界へのコンサルティングを行っている。0歳~9歳の子どもたちの教育を研究し、指導員を育成する一般社団法人キッズコンサルタント協会の理事を務めるほか、元プロテニスプレーヤー杉山愛選手の母である杉山芙沙子氏が開発した幼児向けスポーツプログラムの普及を行う一般社団法人次世代SMILE協会の研究員も務めている。
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