子どもが幸せに育つために、いちばん大切なこと

子どもが幸せに育つために、いちばん大切なこと

どんな親でも子どもには幸せになってもらいたいと、

みんなそう思っていると思います。

 

人に迷惑をかけないように、命にかかわるようなことがないようにと、

良いこと、悪いことを教えなくてはと、ついつい口うるさく叱ってしまいますよね。

 

泣くこども

 

どうしたら言う事を聞いてくれるだろう

日々の生活の中で相当悩んでしまいますよね。

 

これには、大切なことがあります。

それは、

「子どもの叱り方を学ぶ前に、まずほめ方を学ぶ必要がある」ということです。

 

「ほめる」というのは、子どもを評価することではありません。

子どものがんばり、成長をみつけて、その喜びを伝えていくことです。

 

「しかる」とは、子どもに腹を立てることではありません。

子どもが、自分も他人も大切にできるように1つずつ教えていくことです。

 

実は、ほめ方が上手になれば、それだけで、叱ることが減ってくるのです。

 

このほめ方、叱り方を見直ししていくことで、
子どもは「自分は大切な人間だ」「自分は生きている価値がある」
「自分は必要な人間なんだ」という自己肯定感が高まり、
前向きに生きていくことができます。

兄弟 編集

たとえお金や学歴がなくても「自己肯定感」があれば幸せに感じることができます。

 

子どもの幸せに育つために、

まずは子どもの叱り方を見直して、ほめる習慣をとりいれてみませんか。

 

 

出典

『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・しかり方』
著者 明橋大二  発行所1万年堂出版 2010

 

 


主婦のイラスト

Sachiko
大学では教員過程科目を履修し、中学校・高校の教員免許を取得する。また前職では地方公務員として行政職を9年間経験し、行政事務と教育委員会生涯学習を担当。青少年教室や団体の事務局、地域全体の子育てや教育活動に関わる。また、県公立図書館等振興方策の作業部員に選任され、図書館のあり方や子どもにとっての図書について多角的に検討する県教育員会のプロジェクトに参画。退職後は、ボランティアで子育て情報誌の編集委員を務めながら地域の子育てサポート事業に参画する10歳、4歳、2歳の3人の子育て中の主婦。