【おうちモンテ】数について考える
子どもたちとおうちでどう過ごそう?と悩んでいる方へ。
【おうちモンテ】を実践してみませんか?
今回は「数」について。
おうち時間=勉強モードにならずリラックスして遊びながら学ぶ。
というのがこのシリーズの趣旨です。
※モンテッソーリ教育、おうちモンテの記事は
下記よりご覧ください。
・「おうちモンテ」始めてみませんか①
・「おうちモンテ」始めてみませんか②
モンテッソーリ教育を取り入れながら
子どもの成長をよりサポートしてみませんか?
子どもたちは知りたがっています。
この世の中のこと、私たちの生活のこと。
今日は数について。
私たちの生活に欠かせない数の概念。
これは足し算、引き算を勉強として
机で習ってもなかなか上手く使いこなせないということがあります。
足し算引き算などの計算に必要なのは
数の概念がその子に備わっているか、ということです。
0の概念、1の概念、2の概念…
自分の手でどれだけ数を感じる体験があったか、ということです。
では、自分の手で数を感じるとはどうしたらいいのでしょうか?
例えばどんぐりを10個拾ってみようと10個拾ってみる。
拾う時に一つ、二つと数えます。
一つ、二つと手を動かしながら感じること、
そして増えるたびに重さが変わっていく感覚を感じること
が重要です。
家にあるものであれば、
コーヒー豆を10個数えてみる。
また一つ、二つと数えます。
小さいから指を使いながら数えます。
そして増える度に
香りが強くなることに気づくかもしれません。
数え方を変えてもいいですね。
ことば編(→記事はコチラから)でお話しした語彙力に繋がります。
いち、に、さん…
one、two、three…
ひー、ふー、みー…
月齢が3歳くらいになれば、
一緒に足し算をするのも楽しいと思います。
「この赤いビー玉5個とこの黄色いビー玉5個
合わせたら全部で何個になる?」
と実際に数えてみる。
できるようになってきたら、
「ここから黄色いビー玉3個ママにちょうだい。
そしたらあなたは何個持ってる?」
とまた実際に数えてみる。
これが引き算です。
植木にお水をあげながら、葉っぱをついでに数えてみる。
そんな気軽な感じでも遊びながら学べます。
おうちにいる時間が長い今だからこそ、
生活に溢れた数と自然に触れ合えたらいいですね。
アドラー流コーチング メンタルコーチ
水上満乃理(みずかみ みのり)
某大手コンサル企業にて5年間勤務後、結婚と共に退社。 以前から興味のあったアドラー流コーチングを学び、コーチとして個人事業を設立。 現在、2016年5月に生まれた息子(第一子)と2019年7月に生まれた息子(第二子)の子育て真っ只中。
アドラー流コーチングとは、「褒めない・叱らない育て方」「勇気づけ」「目的論」などを提唱する心理学者アドラーの思想を基にしたコーチング。アドラー流コーチングとモンテッソーリ教育の考え方をもとに、初めての育児に試行錯誤しながら毎日を楽しく過ごしている。
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