子供の喧嘩に介入する? しない?

子どもの喧嘩介入 

幼稚園で、男の子同士の
「喧嘩ごっこ」が流行っているようです。

フランスの幼稚園児にはあまり
「戦隊もの」や「ヒーローもの」
が浸透していないので、
そういう「ごっこ」はないのですが、
喧嘩のフリをするような遊びがあるようです。

ただフリをしているだけならいいのですが、
お友達の爪が伸びていたりすると、
ひっかき傷を作って帰るようで親が心配しています。

でも、本当の喧嘩をしていれば
先生方も介入すると思いますが、
遊んでいるところへ介入するのは難しいものです。

怪我をしそうなら分かりますが、
遊びながら取っ組み合いをしているのをいちいち止めていては、
子どもは遊びすらできないことになります。

遊んでいるうちは危険がない限り、
放っておくのが無難でしょう。

子どもの喧嘩に介入する?しない?    

 

 

 

 

 

ただ、それが本当の
喧嘩だったらどうするのがいいのでしょうか?

私はとりあえず、子ども同士に任せてみます。
喧嘩はあまりいいものではありませんが、
そこから学ぶこともあるからです。

ただ、大怪我をしそうな
危険を感じたり、一方的であったり、
子ども同士で解決できない状況に
なったりしていればそこは大人の出番です。

子どもが小さいと、言いたいことをうまく伝えられず、
思わず手が出て、なんてこともしょっちゅうです。

どちらが一方的に悪い、というのではなく、
子ども達の気持ちを汲み取ってうまく仲裁できるといいですね。

それから、子どもの喧嘩が
親同士の問題に発展してはあまりに残念です。

親同士のコミュニケーションを怠らず、
子どものことはお互い様、くらいの
余裕をもって対応するようにしましょう。

 


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ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。