幼稚園の“選びかた”を考える 其の1
幼稚園や保育園、そしてこども園の選びかた、
について、少し考察してみたいと思います。
まず、誰のために選ぶのか?
これは、明白です。
保護者の方が子どもの“今”や“将来”を
十分考慮して園選びをすると思います。
ですから、園選びは「子どものため」に
する方がほとんどだと思います。
さて、子どものための園選びですが、
どんな視点を持つことが大事なのでしょうか?
まず、我が子にどんな大人になってほしいのか?
というビジョンを保護者が持つことが大事です。
ビジョンを「理想」と置き換えてもいいと思います。
「人に好かれる人間になってほしい」
というビジョンを立てたとしましょう。
人に好かれる人間ってどんな人間なのか?
という要素を考えてみます。
優しい人・・・
頭のいい人・・・
スポーツを極める人・・・
絶えず笑顔でいる人・・・
etc
まぁ、いろいろあると思いますが、
全てを兼ねそろえることができれば
それは一番いいのでしょうけど、
あまり理想を高く掲げると、
後の子どもへの負担が大きくなります。
まずは、ひとつ選んでそれが実現できる、
そんな期待の持てる園に出会えたら
素敵だと思うのです。
じゃ、どうやったらそれが見極められるのか?
それは、
園の最高責任者の方に直接話を聞くことです。
現場の責任者である園長先生、
または法人の設置者である理事長先生は、
私立の場合学園の理念、
教育・保育の理念というものを掲げていて、
理念とは言わば、園の存在意義です。
どんな園でもその地域に存在する理由があり、
その理由(=意義)を体現するために
教育や保育が実践されているわけです。
ですから、その園の存在意義をトップに直接聞いて、
我が子に身につけさせてあげたいチカラを
引き出してくれる組織かどうかを判断すると入園後に
「こんなはずじゃなかったのに!」
というギャップに出会わなくてすむと思います。
それから、じっくり選んで、決定するわけですから、
入園後は悪いところではなく、
園の、良いところ、先生の良いところ、
子どもの成長している点をよく見ていくようにすると
園生活は充実していきます。
なにも、小さい時だけではないでしょうが、
せっかく成長著しいこの時期の生活ですので、
是非、親子ともども充実した素敵な期間に
していけるといいですものね。
ということで、選びかた其の1は、
“園の最高責任者と直接話す”ことに
ついてでした。
設楽 竜也
株式会社Gクリップコーポレーション
代表取締役 経営コンサルタント
私立幼稚園、こども園に特化した“ベストマッチング・サービス”を提供するGCLIPの代表。前職のコンサルティング会社に入社以来、「相手が欲しているものを創り出すこと」、「曲げない信念(善意)を経営の中心に持つこと」、そして、「自社の商品・サービスが相手の生活を豊かにすることをしっかり説明する」こと、の3点を、近代経営の最重要課題と捉え、私立幼稚園、こども園向けの商品開発、サービス提供に埋没している。私立幼稚園、認定こども園、幼児教育施設とそれら施設へ通いたいと考える家庭とのベストマッチングサイト「プレスコ」の運営責任者。さらに当メディアサイト「09NEWS」の運営責任者でもある。
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