お誕生日会は、子どもの世界を知るチャンス!
「お誕生日会をしたい!」
来た!と思いました。
そう、子育てしていて避けては通れない、
親にとってもなかなかの一大イベントです。
私が子どもの時は、母が昼食を用意してくれて、
招待したお友達と一緒に食べた後、
ひたすら遊んでいた記憶があります。
子ども10人を呼べば、
それだけの食事を用意するのですから、
母も大変だったと思います。
フランスでは、おやつの時間帯に
招待することが多いのですが、何が大変かというと、
親が遊びを用意してお誕生日会を楽しくしなければいけない点です。
そんな大変なお誕生日会でも、
私は、親の知らない子どもの世界を垣間見るチャンスだと思っています。
誰を招待するかを決めるだけでも、
子どもの友人関係が見えてきて、面白いです。
そして、お誕生日会当日には、
普段学校でお友達とどんな風に過ごしているかなどが見えてきます。
うちの長男はわりと繊細なところがあり、
今年のお誕生日会でも2回くらい泣いてしまいました。
そんな時、幼稚園の年少さんから
ずっと仲良くしているお友達二人が寄ってきて、
「ねぇ、○○くんのしたい遊びは何?
○○くんのしたい遊びをしようよ!」
と言ってくれたのです。
そのお友達の心の優しさに触れただけで、
私は泣いてしまいそうでした。
あぁ、うちの子は幸せだなぁ、と。
準備も当日も大変でしたが、
いいお友達に恵まれていることを知っただけで、
疲れも吹っ飛びました。
こういうことが苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、
年に1回だけのイベントですから、
子どものためにも一肌脱いであげましょう!
ドゥロー ユミコ
フランスにてプロとパパママ友と一緒に、親がボランティアで経営に参加するモンテッソーリ教育の保育園を創設。
音楽の仕事をしながら、その経営に携わっている。理解のあるフランス人夫とともに、日本とフランスの子育ての違いから
「いいとこどり」をして楽しい育児を目指す、6歳、4歳、2歳の3児のママ。
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